ベルギーの歴史や名所がデザインされた美しい缶と老舗ブランド「ジュールス・デストルーパー(JULES DESTROOPER)」のプレミアムクッキー3種類をご紹介します。(取り扱い企業:アメリコ

ジュールス・デストルーパーとは?

ジュールス・デストルーパー(JULES DESTROOPER)は1886年創業、ベルギーを代表するプレミアムクッキーの老舗ブランドです。

良質なバターなど、厳選した自然素材にこだわり、人口添加物を一切使用しないその製法は、創業以来忠実に受け継がれています。

これまで多くの食品展でゴールドメダルを受賞、世界70カ国以上で販売され、ベルギー王室御用達にも認定されています。

さまざまなバリエーションの中から、今回は7種類をご紹介します。

ミニ缶シリーズ (バタークリスプ)

まずは4種類あるミニ缶シリーズから見ていきましょう。

サイズはすべて縦9.4cm×横13.5cm、高さ5.6cmです。

ベルギーの名所や美しい風景を描いた、ミニ缶を1つずつご紹介します。

・ベーカリー缶

ベルギーの街中にあるパン屋さんの風景です。

ショーウインドウにおいしそうなパンやお菓子がずらりと並んでいます。

お客さんやパン職人の表情など、とにかく細かく丁寧に描かれています。

側面にも同じイラストが続きます。

配色も美しく、どこから見てもかわいい缶です。

・ミニ ベギナージュ缶

ベルギー・ブルージュのベギン会修道院が描かれています。

ベルギーの世界遺産「フランダース地方のベギン会修道院」の内の1つであり、その中で最も美しいとされている修道院です。

スイセンが咲く中庭で、花をつむ修道女たちと白壁の美しい建物が描かれています。

・ミニ キャナル缶

ベルギーの世界遺産の街、ブルージュの運河が描かれた風景です。

ブルージュは「ベルギーの水の都」と呼ばれ、歴史的な建造物や石畳が今も変わらず残されています。

街を流れる運河で楽しそうにボートに乗る2人。

ギターを弾きながら歌をうたっているのでしょうか。

そばを通る白鳥も描かれ、のどかな風景です。

・ミニレトロ缶

最後にご紹介するのはミニレトロ缶です。

ジュールス・デストルーパー創業当時の配送容器のデザインを復刻したものです。

社名や看板メニューであるバタークリスプの名前があります。

ネイビーとホワイト、すっきりとしたクラシカルなデザインです。

側面には社名のロゴが金色に輝いています。

背面側です。缶の蝶つがいが見えます。

ジュールス・デストルーパーの缶はフタと箱が一体化しているのが特徴です。

フタが迷子にならないので安心です。

4種類のミニ缶には、すべて同じクッキーが入っています。

良質のバターを使い、黄金色に焼き上げたバタークリスプ(75g)です。

薄く焼き上げられ、サクサクとした食感が特徴です。

中央に「J D」と社名のイニシャルが刻印されています。

まさにブランドの顔とも言えるのが、このバタークリスプなのです。

原材料、内容量はミニ缶シリーズすべて共通です。

厳選した自然素材にこだわり、人口添加物は使用していません。

ミディアム・ブーランジェリー缶

ミニ缶の高さを6cmほど上に引き延ばした大きさのミディアム缶。

クラシカルな印象のミニ缶でしたが、こちらはポップでかわいいイラストです。

創業時に営んでいたブーランジェリーをモチーフにした缶です。

ブーランジェリーとはフランス語でパン屋さんを意味します。

2つのプレミアムクッキー、バタークリスプとアーモンドシンの紹介がされています。

店前のテラス席でクッキーを楽しむファミリーの姿。

店には2種類のクッキーが並べられています。

側面には、店前を通りかかるクラシックカーが描かれ、ドライバーはジュールス・デストルーパーの包みをかかえています。

ミディアム・ブーランジェリーの原材料です。

中身はミニ缶と同じバタークリスプで、容量は233gです。

ミニ缶よりも容量も多いので、バタークリスプをたっぷり食べたい時には、ミディアム缶がオススメです。

ブーランジェリー缶 (バタークリスプ・アーモンドシン)

こちらもブーランジェリーの様子が描かれた缶で、サイズは縦17.7cm、横25.5cm、高さ5.7cmと幅の広い、大きめの缶です。

ミディアム缶のブーランジェリーとはまた違ったイラストが楽しめます。

ネイビーをベースに明るいパステルカラーが配色された、楽しい雰囲気の缶です。

「ジュールス・デストルーパーのクッキーは市民のすべてに、いや、生き物すべてに愛されていますよ。」そんなメッセージ性を感じます。

側面にもかわいい動物たちが描かれています。

こぼれたクッキーを食べている?小鳥たちもカワイイ。

このブーランジェリー缶では2種類のクッキーを楽しむことができます。

バタークリスプ175gとアーモンドシン175gです。

アーモンドシンは創業のきっかけになったクッキーで、バターとアーモンドの風味が魅力です。

極薄なクッキーで、ザクザクとした食感とアーモンドの香ばしさがやみつきになります。

原材料に卵を使用していないのが、ライトな食感の秘密でしょうか。

甘過ぎないこともあり、ついつい手が伸びます。

ちょっとしたブレイクタイムや団らんのひと時に、楽しくいただけるクッキー缶です。

フレミッシュハウス缶(バタークリスプ・アーモンドシン・バターワッフル)

最後にご紹介するのはフレミッシュハウス缶です。

ベルギーの伝統的な建築様式、フレミッシュハウスをモチーフにしています。

缶の大きさは縦9.3cm、横13.2cm、高さが17.5cmです。

3種類の建物があり、写真の黄色い建物はパティスリー柄です。

他に赤色のブティック缶と青色のカフェ缶があります。

よく見ると随所にジュールス・デストルーパーのクッキーが描かれています。

バルコニーの手すりにはバタークリスプの箱、バギーに乗った子供の手にはアーモンドシンが。

バルコニー越しにクッキーをやり取りする2人。
犬と散歩するカップルもクッキーの袋を持っています。

こちらは背面側です。

窓から身を乗り出し、屋根下の小鳥の巣を撮影している人がいます。

巣の中をよく見ると、バタークリスプが!

どの面もかわいいイラストですが、缶のフタにも楽しい仲間がいました。

思わず楽しいストーリーが次々と浮かんできそうなフレミッシュハウス缶です。

お子さんとのおやつタイムなどに、楽しい時間が過ごせるのでは?

さらに、フレミッシュハウス缶は3種類のクッキーを少しずつ食べられる点も魅力です。

バタークリスプ75g、アーモンドシン 75gに加え、バターワッフル50gのアソート缶です。

3種類のクッキーを並べてみました。

右側がバターワッフルです。

バタークリスプと形が似ていますが、やや小ぶりでいくらか厚みがあります。

そんなバターワッフルをさっそく試食してみました。

バターのコクとバニラの風味が絶妙なバランスです。

バターを26%と贅沢に使用しているのがその理由でしょう。

サクッとしながらも、同時にほろっとした柔らかさも感じられます。

3種類を食べ比べたい時はフレミッシュハウス缶がオススメです。

ベルギーの伝統の味を守り続けるジュールス・デストルーパーはクリスピーな食感とこだわりの製法で世界中で高く評価されています。

リッチな味わいで、おもてなしのお菓子としてもオススメです。

(写真・文:榊原 悦子)