イギリスならではのかわいくて個性的なデザイン缶「チャーチル(Churchill’s)」の2アイテムをご紹介します。(取り扱い企業:東京タカラフーズ)
チャーチルとは?
チャーチル(Churchill’s)は1984年イギリスのロンドン北部で創業しました。
以来、トフィーやファッジ、ビスケットやキャンディを製造、輸出しています。
クオリティの高い菓子類と共に愛されているのが、その美しいパッケージです。
ヴィクトリアンバルーン(ミニチョコチップショートブレッド)
お菓子缶は四角や丸ばかりではありません。
この缶はイギリス、ヴィクトリア王朝時代(1837~1901年)の熱気球がモチーフです。
サイズは高さ19cm、奥行き、幅が13cmほどです。
光沢感のあるロイヤルブルーに金の縁取り、エンボス加工も施されています。
ディテールにもさまざまなこだわりを感じます。
乗客たちの服装や表情をアップにしてみました。
シルクハットにフロックコートの紳士、女性は帽子をかぶり、ふくらんだ袖の長いドレスを着ています。
非常に丁寧に描かれた、芸術作品のような仕上がりです。
フタを開けるとこんな形になります。
150gの内容量が2袋に分けられていました。
食べやすいサイズ感です。
さらによく見るとフタの真上には穴が開けられています。
実はこの缶、食べた後は貯金箱としても使えます。
ステキな気球を部屋に飾りながら、貯金箱としても使えるなんて。
大きな缶ですから、かなりの金額が貯められそうです。
原材料の表示です。
ミニチョコチップショートブレッドと書かれています。
ショートブレッドは、材料に卵を使用していないのが特徴です。
かわいいミニサイズで、チョコチップとバターが贅沢に使われています。
サクサク感がありますが、固い食感ではありません。
紅茶やコーヒーとの相性も抜群です。
貯金箱としても使えるオシャレなヴィクトリアンバルーン。
お子さんのいる家庭へのギフトとしても喜ばれそうです。
テレフォンボックス(トフィー)
もう1つ、楽しいギフト缶をご紹介しましょう。
真っ赤な色がかわいいテレフォンボックスは、古い時代のロンドンの街角を彷彿とさせるデザインです。
有名なロンドンバスもインパクトのある赤い色だったのを思い出します。
正面からはドアの外に立つ少年と、電話をかけようとしている少女が中に見えます。
コインを入れようとして背伸びしています。
この缶を回して見ると?
横からの視点に合わせた少女のイラストが描かれています。
……となると背面は?
背面にはリアルに電話の配線が描かれていました。
おまけに片足を上げるワンちゃんがいて、ご愛敬。
ワンちゃんだけはいつの時代も、どこの国も同じようです。
さらに回すと反対側から見た少女のイラストです。
電話ボックスも、よく見ると白くこすれたユーズド感があちこちに。
かわいさと同時にリアリティも追及していることがよくわかります。
まるで職人が作った芸術作品のようです。
この缶も貯金箱になるタイプで、上部にコイン用の穴があります。
ボックスの高さ17cm、幅と奥行きは共に7cmです。
底面にトフィー(150g)の原材料が表示されています。
トフィーはキャラメルによく似たお菓子ですが、バターと砂糖を高温で熱して作られます。
キャラメルのように牛乳を加えていないので、やや固めの仕上がりになります。
さっそくいただいてみましょう。
確かにキャラメルよりは固めで、口の中でゆっくりとける感じがします。
甘さも控えめで食べやすく感じました。
ティータイムのお供にも合いそうです。
ヴィクトリアンバルーンとテレフォンボックスは、どちらもクラシカルな雰囲気と楽しい演出が魅力です。
アフターユースは部屋のインテリアや店舗のディスプレイにも使えそうです。
もちろん貯金箱としても使用できます。
自分へのごほうびや親しい人へのプレゼントとしてもオススメなブランドです。
(写真・文:榊原 悦子)