東京・蔵前にある「& Maryk( アンドマリーク)」。こちらはオーナーの手編みアクセサリーを中心に、オーナーがセレクトした素敵な雑貨達がならぶアトリエ兼ショップです。白を基調とした店内はふんわりと優しい雰囲気に包まれており、訪れるお客様もゆったりと商品を眺めながらオーナーとの会話も楽しまれていました。今回はお店を開業した背景や、最近取り扱いを始めたハーブティーなどについて伺いました。

「好き」と「得意」を活かしてハンドメイドアクセサリーを販売

「& Maryk( アンドマリーク)」のオーナーであるこうのまりこさんは、もともと会社員として広告のデザインや企画関連の仕事をしていましたが、10年ほど前にハンドメイドアクセサリーを作り始めたことをきっかけに今のお店を開くことにしました。

こうのさん曰く「久しぶりにした編み物が心地よくて、ハンドメイドアクセサリーを仕事にしようと急に決意してしまったんです。思い切って会社を辞めて、ネットショップやマルシェに出店してみたらうれしい反応をいただけるようになって。そこから大きなイベントにもトライしてみたところ、ある時にショッピングモールのバイヤーさんに声をかけてもらってポップアップ販売などもするようになりました。」とのこと。

そこからウェブ販売もリピーターやファンが増えて、本格的にハンドメイドアクセサリーの販売を始めたとのことです。現在の蔵前のお店は当初、自分のアトリエとして使う予定だったのを、スペースが広いこともありショップとしても使うことにしました。

「店舗を開く予定は考えていなかったので、結果的に心惹かれる物件との出会いでお店を開くことにしました(笑)。会社を辞めたときも先にプランを考えていたわけではなくて”ハンドメイドアクセサリーでやっていけるかも”と感じたので、作業に集中したくて会社員を辞めたんです。結果的にこうやってお店を開くことができて、お客様とのつながりが広がってきたなぁという感じですね」というこうのさんですが、現在は週の後半がお店の運営、残りの時間は制作に費やした時間を過ごしています。

商品の幅を増やすために試食会に参加

店内では少し前からアクセサリーや雑貨に加え、ハーブティーなどの食品も扱いはじめました。以前冬の時期にチョコレートを販売したところ好評だったことから、店内でも扱いやすい食品を探していたこうのさん。そこでスーパーデリバリーが開催する試食会に参加し、気になっていたオーガニックのハーブティーなどを試したそう。

おもちゃ箱さんのハーブティーが以前から気になっていたので試してみたら、飲みやすく美味しかったので扱うことにしました。クセが無くて飲みやすいですし、パッケージも素敵ですよね。インスタグラムでご紹介するとお客様からも同じように”気になっていました”とのお声などもいただき、お店に来られた方が早速購入もしてくださいました。」とのこと。

こちらは「& Maryk( アンドマリーク)」のインスタグラムの一枚です。こうのさんがどういう想いでこの商品を選び、どういったシーンで楽しんでもらいたいのかなどが伝わってきます。こういった想いやおすすめ理由がわかると、共感して手に取ってみたいと思う方も増えそうですね。

絵本や雑貨などオーナーの「好き」が詰まった空間

「& Maryk( アンドマリーク)」の店内には以前からこうのさんが愛用しているディフューザーやお気に入りのインテリア雑貨、絵本などが並んでいます。お店をオープンした際にハンドメイドアクセサリーだけでは棚が少し寂しいことや、作れる品数にも限りがあることからも徐々に扱う商品カテゴリーの幅を広げてきました。

なかでもネオウィングが扱うサンタール・エ・ボーテシリーズはこうのさんお気に入りのアイテムの一つですが、お客様にも好評でリピーターが多いのだとか。

こちらのスペースにはこうのさんが好きなイラストレーター・柊有花さんなどのイラストがモチーフになっているステーショナリーが揃っています。絵本や童話を連想させるようなイラストは大人でも使える魅力がありますね。シリーズで並んでいるので選ぶのも楽しくなります。

店内の壁にも飾ってある鳥モチーフのオーナメントは「東京かんかん」のアイテム。アンティーク調のゴールドとシルバーで作ってあり、お店の雰囲気にもマッチしてました。

こちらは意外な売れ筋のマグネットフック。小さいのに最大約2kgに耐えれる強力マグネットフックです。試しに1個買ってみて、そのあとまとめて買いに来る方が多いのだとか。購入しやすい価格帯なのと、自宅でもオフィスでも活躍してくれる便利なアイテムとして隠れたヒット商品なんだとか。

アクセサリーの什器などもスーパーデリバリーで調達。クレエ志成販売が扱うアイテムはナチュラルテイストやヴィンテージテイストのものも多く、様々な商品との相性も良いと人気の商品です。

こうのさんが好きな書籍なども店内にディスプレイしてあり、お客様との会話のきっかけにもなっているそう。こうのさん曰く「好きな本が重なる方とは通じ合えることが多い」ということもあり、現在は絵本を中心にお客様の目に留まるところに数冊ずつ展示してあります。

本の流通先は一般的には専門店である本屋がメインになるので、それ以外の業種で扱うのは難しいのですが、スーパーデリバリーでは白泉社パイインターナショナルなどから絵本や実用書なども仕入れることができます。

オリジナルブランドでもあるハンドメイドアクセサリーを中心に、こうのさんの好きなものが詰まった「& Maryk( アンドマリーク)」には、買い物はもちろんのことこうのさんとの会話も楽しみに来店される方もいらっしゃいます。商品のことやお店作りのことなども気軽に話してくださるこうのさんの人柄からも、このお店のファンが増えていることが伝わってきます。店舗のインスタグラムでも商品への想いやお客様とのエピソードなどが語られているので、ぜひそちらものぞいてみてはいかがでしょうか。

& Maryk( アンドマリーク)

住所:〒111-0051 東京都台東区蔵前4丁目14−11 ウグイスビル 305号室

インスタグラム: https://www.instagram.com/and.maryk/