浅草寺近くの大通りから1本路地裏に入ったところにある着物ショップの「にわか日和」。こちらのお店は、長年呉服屋で働いてきた店主の小牧さんが独立して今年の秋にオープンしたお店です。

1年かけて探した立地や現在のお店の様子、そして店内の品ぞろえなどを伺いました。

1年以上探して見つかった、“浅草の路地裏”の店舗

浅草は観光客が多く、物件の競争も激しいエリア。そんな中、小牧さんはなんと1年以上物件を探し続け、知人の紹介で現在の場所に巡り合ったのだそうです。

上の階にはレンタル着物店や観光客向けワークショップが入っており、着物文化と相性の良いテナント構成。観光で浅草を訪れた方々がふらりと立ち寄ることも多く、開業後のチャンスが広がる環境でした。

「なかなか『ここ!』という場所が見つからなかったのですが、諦めずに周囲に『どこかいい場所はない?』と聞き続けていたら、縁があって今のお店の場所を貸してくれる方に出会えたのです。」と小牧さん。

時間がかかっても諦めずにいたからこそ出会えた物件は、小牧さんのイメージにぴったりの空間でした。

お店の外には着物を着たマネキンをディスプレイ。遠くからも目に留まる演出は、道行く人へのPRとしても参考になります。おススメ商品や取り扱い商品をスタンド型の看板(イーゼル)に書いて添えることでどんなお店なのかが一目で伝わり、道行く人の関心を引いています。

“手に取りやすい小物”でつくる、入りやすく選びやすい店内づくり

店内に入ると、まず目に飛び込んでくるのは、木のテーブルに丁寧に並べられた小物たち。アクセサリーや和雑貨など、手に取ってもらいやすいアイテムが並んでいます。着物を見に来られたお客様への提案だけでなく、海外の方も意識した品揃えにしているそう。

着物や帯が並ぶ壁の棚では和洋どちらにも合わせられるバッグを提案しています。シーンを限定したものではなく、日常的に使えるアイテムを置くことでお客様にも手に取ってもらいやすく、実際にバッグ類を購入される方が増えているのだとか。

こういったアイテムがあることで、一見敷居が高い呉服のお店も「ちょっと覗いてみようかな」という気持ちにさせてくれます。特にガラス面を通して店外から見えやすいからこそ、訴求ポイントとして上手く活用されている事例です。

通りから見える場所には、手頃なポリエステル製の着物を陳列。気軽に着物を楽しみたい方や外国人観光客に人気のアイテムで、今後もこのあたりは充実させていく方向だそう。

お店の認知活動も兼ねてワークショップを開催

「にわか日和」ではオープン時から、店内でワークショップの開催も取り入れてきました。例えばオープン時には店内に琉球畳を敷いたスペースを用意し、そこで着物を広げて選べたり実際に試着してもらうなど、雰囲気作りも兼ねた催しを開催しました。またほかにも墨流しなどの企画も考案中とのこと。

“ただ買うだけでなく、和の文化や体験を楽しめる店”としてお店のプロモーションをはかることで、それが認知にもつながると考えている小牧さん。SNSなども絡めながら、より多くの方にお店の存在を知ってもらえるよう取り組んでいます。

浅草にあるとは言え、大通りの裏手にあるため認知はまだまだ、と話す小牧さん。観光客の方にも着物好きな方にももっとお店のことを知ってもらうことが課題とのことで、SNSでの発信やチラシでの宣伝にも力をいれていくそう。

オープン当初はお客さんが来ない日もあり、不安がよぎる日々だったそうですが、それでも来店される方の様子をみながら物販アイテムなども充実させてきた結果、お客様も徐々に定着してきている様子がうかがえました。

今後も、お店の世界観を大切にしながら、着物と小物、そして人との出会いを少しずつつないでいく「にわか日和」。浅草の路地裏から、これからどんな広がりを見せていくのか楽しみです。

にわか日和

 住所:〒111-0033 東京都台東区花川戸2丁目8−4 市原商店ビル 1F

インスタグラム:https://www.instagram.com/ni_wa_ka_biyori/

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