毎年7月上旬に都内各地で開催される文具系の展示会が、TOKYO STATIONERY WEEK(東京ステーショナリーウィーク)という約一週間の展示会ウィークとして世界に向けて発信されています。その中でTOKYO STATIONERY AWARD(東京ステーショナリーアワード)という、日本の “Bungu” を世界へ届けるアワードが今回行われました。世界各国のリテイルバイヤーが「実際に自分たちが仕入れたい商品」を審査・選出し、受賞した商品は海外デビューが約束されるといったアワードです。今回はそのアワード受賞商品にスポットを当てました。

2025年9月2日(火)13時00分~TOKYO STATIONERY AWARD(東京ステーショナリーアワード)受賞の文具を卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」の公式YouTubeチャンネルにてご紹介します!
[配信媒体]スーパーデリバリー公式YouTubeチャンネル
[タイトル]SD文具好きスタッフがガチ初見でTOKYO STATIONERY AWARD受賞商品つかってみた!
[配信日時]2025年9月2日(火)13時00分~
[動画配信時間]24分ほど

動画をチェックされたい方は時間になりましたらYouTubeチャンネルよりご覧ください。

動画でアワード受賞商品を文具好きスタッフがレビュー

TOKYO STATIONERY AWARD受賞のメーカー5社が、なんとスーパーデリバリーに出展中のメーカーでもあったので、今回はそのアワード受賞商品を取り寄せて、弊社の文具好きスタッフの岩田、李、片岡を集めて、アワード受賞商品を使用してレビューしてみました!

<TOKYO STATIONERY AWARD受賞受賞商品>

ぬりたくり絵  (取扱企業:株式会社ノウト)
・9月発売予定 CANOPUS NOTE(カノープスノート)  (取扱企業:山本紙業)
マルチステッカー (取扱企業:サンビー)
しっかり貼れるピタふせん (取扱企業:ヒサゴ)
カサネスタンプ (取扱企業:トライグラム)

実際に使用してもらった弊社選りすぐりの文具好きメンバー。左より李、岩田、片岡

新しいインクの楽しみ方!株式会社ノウトの「ぬりたくり絵」

【動画掲載商品】ぬりたくり絵  (取扱企業:株式会社ノウト)

特殊な加工が紙の表面に施されていて、インクを塗るだけで絵や柄が浮かび上がってくる不思議なアイテム。万年筆のインクの新たな活用方法としてもピッタリ。

岩田:あ!よく見ると表面に柄がありますね

パッケージから取り出してよく見てみると、表面に柄の加工が施されているのが分かります。それぞれ、好きなようにインクをぬってもらいました。

岩田:すごい!繊細な柄が浮かび上がってきた!

万年筆のインクを表面に塗ると、ご覧のように柄の部分はインクが弾かれて柄が浮かび上がってきます。

岩田:色の組み合わせや塗り方のアイデア次第でいろんな表現ができますね!

部分的に塗ると個性的な雰囲気になりアート感が増します。

岩田:塗り方で自分の個性を出せるので今の時代に合ってるし、なにより楽しい!

李:インクってなかなか減らないので新しい使い方としてもいいですね!

試作と検証の末にたどり着いた山本紙業の「CANOPUS NOTE(カノープスノート)」

【動画紹介商品】9月発売予定 CANOPUS NOTE(カノープスノート) (取扱企業:山本紙業)

本文用紙のカノープスは、書き心地の柔らかさ、幅広いインクへの対応、発色の美しさを求め、試作と検証の末にたどり着いた紙です。山本紙業の今のベストを尽くしたという逸品で、インクの濃淡shading や光沢sheeningなど、カラーインクを楽しむのに最適です。

パッケージの右上にはTOKYO STATIONERY AWARD受賞のシールが貼ってありました。

岩田:罫線が入ってる下敷きが付属してるんですね!ちゃんと透けて罫線が見えます。

実際に書いてもらうと、

李:書きやすいです!普通の紙よりも力加減や発色などがバランスよく感じます

片岡:「書いてる感」がすごいですね!

岩田:すごい滑らか!普通のノートと全然違う!引っかかる感じが一切ない!

と一同感動。色鉛筆やクレヨンで書いても質感や発色がしっかり出ます。

書き心地の良さは「嵩高(かさだか)」にあり

片岡:紙が筆圧を吸収して万年筆でもしっかり書けてる感じがします!

岩田:紙でこんなに変わるんですね!本当にすごい!めっちゃ書きやすい!

嵩高(かさだか)という製紙方法が採用されていて、厚みがあるのに軽いのが特徴。新たな紙を生み出すのはとても難しく、開発に3年かかったそうです。

グランプリ受賞のサンビーの何にでも貼れる「マルチステッカー」

【動画掲載商品】マルチステッカー (取扱企業:サンビー)

この商品の最大の特徴は、衣類や金属、プラスチックなど何でも貼り付けられる特殊な粘着力です。アイロン不要のため、熱をかけられない素材にも貼り付け可能です。衣類や布に貼り付けた際、繰り返しの洗濯も可能です。シートからそれぞれのデザインを台紙ごとに取り外せるので、単体のステッカーとしても楽しめます。

マルチステッカーのデザインは、レトロなデザインや可愛らしいものがそろっています。

片岡:このレトロ柄、いいですね!

今年新卒入社の文具好き男子の片岡は、オビワンのレトロデザインのステッカーに興味津々。いろんな形・デザインのステッカーが1枚のシートの中に収まっています。

岩田:粘着力がすごい!そして丈夫な質感です。

片岡:水にも強いみたいなので、マグカップにステッカーを貼ってみます

片岡:水をかけてみても、剥がれることもなくしっかりとステッカーは付いてます!

李:洗剤を付けてスポンジで洗ってもしっかりと付いたままで剥がれないですね!

アイロン不要で衣服や布にも貼れる

アイロン不要で衣類や布に貼り付けても繰り返しの洗濯も可能です。スタッフの岩田は、この日履いていたデニムにワッペンのようにステッカー貼っていました。

岩田:貼ったところを擦ってみたり動かしてみても、剝がれずにしっかりとシールが貼り付いてます!

李:スニーカーにも貼れます。かわいい!

片岡:いろんなところに貼れるのが強みですね!楽しかった!

ふせんの70%がのり面!ヒサゴの「しっかり貼れるピタふせん」

【動画掲載商品】しっかり貼れるピタふせん (取扱企業:ヒサゴ)

ふせんの70%をのり面にすることで、しっかり貼れてはがれ落ちにくいすぐれもの。SNSで大人気のイラストレーターさんとのコラボ商品でサイズはS/M/Lの3種類。

岩田:本当だ!のりの面積が広い!ふせんって下から剥がすイメージですけど、上から剥がすのも珍しいですね

李:のりが付いてない部分の柄が本から出るとかわいい!

李:書ける部分が多いので、参考書に貼ってポイントをまとめたりするような使い方ができますね。レトロっぽい柄も好みなので使うだけでなく、コレクションもしたくなります!

岩田:誕生日プレゼントとかにそえてメッセージ書くのにも使えそうだし、手帳とかのデコにも使えそうですね

自由な組み合わせで絵柄が作れるトライグラム「Ka-Sa-Ne STAMP(カサネスタンプ)」

【動画掲載商品】カサネスタンプ (取扱企業:トライグラム)

もよう、かたち、いろの組み合わせで無限大の印影が生み出すことができる「Ka-Sa-Ne STAMP」で北欧柄や和柄などがあります。

パッケージを展開するとこんな感じに。使い方や試し押しのスペースがあります。

岩田:柄がかわいい!

李:私のは北欧柄です。かわいい!

片岡:押しごたえがあって楽しい!透明だからインクが付いた柄を確認できるのいいですね。

片岡:どんな柄にするか押しながら頭を使うので、これも楽しみの一つですね

岩田:遊び方は無限大ですね!飽きないのでずっとやっていたくなります(笑)

実際に使用してみてオススメしたいアイテムを聞いてみた

5アイテムの中から、オススメしたいアイテムを各スタッフ選んでもらったら意外な結果に。

片岡のオススメ:ぬりたくり絵

片岡のオススメ:ぬりたくり絵  (取扱企業:株式会社ノウト)

片岡:余ったインクの使い道がなかなかないところにフォーカスして、新しい消費の仕方を提案しているのがいいと思いました。万年筆とか好きな方にオススメしたいです。

李のオススメ:Ka-Sa-Ne STAMP(カサネスタンプ)

李のオススメ:Ka-Sa-Ne STAMP(カサネスタンプ) (取扱企業:トライグラム)

李:ポイントはデザインが気に入りました。自分でいろんな柄の組み合わせを作れて、いろんなものに押せるのがいいですね。海外の友人達にオススメしたいです。

岩田のオススメ:CANOPUS NOTE(カノープスノート)

岩田のオススメ:・9月発売予定 CANOPUS NOTE(カノープスノート)  (取扱企業:山本紙業)

岩田:ビックリするくらいの書き心地の体験を友達とか家族とか身近な人にも味わってもらいたいです。スマホとかタブレットなどにメモしがちですけど、「書きたいな」と思わせる商品でした!

寺瀬さんと山田さんの感想も聞きたいです!

寺瀬のオススメ:マルチステッカー

寺瀬のオススメ:マルチステッカー (取扱企業:サンビー)

寺瀬:どれも素晴らしい商品で迷いましたが、うちは子供がいるのでどこにでも貼れるマルチステッカーを子供に買ってあげたいなと思いました。服にも貼れるし水にも強いので好きなところにガンガン貼ってもらいたいですね。

山田のオススメ:しっかり貼れるピタふせん

山田のオススメ:しっかり貼れるピタふせん (取扱企業:ヒサゴ)

山田:普段の僕だったら何も考えずにカノープスノート買うんですけど、普段自分が買わないもので考えたらピタふせんです。ふせんを普段は使わないのですが、メモが書けたりできるので使い道あるなと思いました。うちは奥さんが本にふせん貼ってるので、奥さんにオススメしたいです。

寺瀬:やらせなしで、きれいに分かれましたね(笑)

話題のステーショナリー・文具の仕入れならスーパーデリバリー

今回は、TOKYO STATIONERY AWARD(東京ステーショナリーアワード)という、日本の “Bungu” を世界へ届けるアワードで受賞した商品にスポットをあててレビューしてみました。受賞商品以外にもたくさんの話題で注目の文具がそろっていますのでぜひチェックしてみてください。