トリミングサロンを開業するなら揃えておきたい機材や備品！必要最低限は用意したいアイテムとは？

ペットブームの影響でニーズが増えているトリミングサロンやペットサロンですが、これから開業するにはどんな設備や備品が必要なのでしょうか？また店舗の内装なども、どのような配慮が必要なのかまとめました。これからトリミングサロンやペットサロンを開業される方はぜひチェックしてみてください。

1 トリミングサロンやペットサロンで必要な設備とは
- 1.1 施術に必要なトリミング用品
- 1.2 施術に必要なトリミング機材
2 トリミングサロンの内装とは
- 2.1 トリミングサロンの内装のポイント
- 2.2 待合室は飼い主への配慮も忘れずに…
3 トリミングサロン・ペットショップ・ドッグカフェなどの動物関連事業者の仕入れはスーパーデリバリー

トリミングサロンやペットサロンで必要な設備とは

トリミングサロンやペットサロンでは、犬や猫のブラッシングやシャンプーなどに使用するトリミング用品のほか、カットや爪のお手入れに必要なカット用品、そしてトリミングテーブルやドッグバスのようにトリミング時に使用する機材など、用途によって用意しておくべきものがあります。それ以外にも施術をスムーズに行うための備品などもあり、これから開業する際には今回ご紹介する必要最低限のアイテムから徐々に揃えると良いでしょう。

施術に必要なトリミング用品

トリミングではカットの前に汚れを落とすため、ブラッシングやシャンプーを行うことが多く、ブラシやシャンプーは必須アイテムです。シャンプーは保湿成分の高いものや低刺激な成分のもの、消臭・消炎効果があるものなど、種類も豊富にあります。毛の特徴にあったシャンプーを使用できるよう、数種類揃えているサロンもあります。

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トリミング時のカットに欠かせないアイテムといえば、トリミングシザーと呼ばれるカット用のハサミです。仕上げ用のハサミやカーブ用、スキバサミなど種類もいくつかあり、ひげや足のカット用の短いハサミなども含め、5本程度用意しておくと効率よくカットできると言われています。

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トリミングシザーと同様に必要なのがドライヤーです。ハンディータイプと置き型タイプがあり、ブラッシングをしながら使う場合は置き型が人気です。一方で、お腹や足の内側など風が当てにくい場所にはハンディータイプを使うケースがよく見られます。使い勝手の良さや風量、犬が怖がらない音量などタイプ別にお店に合うものを選ぶと良いでしょう。

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施術に必要なトリミング機材

トリミング時に活用するのがトリミングテーブルです。この台があることでトリマーは作業がしやすくなります。高さが調整できるタイプが多く、大きさや形も豊富に揃っています。また、出張時にも使える折りたたみ形式のトリミングテーブルもあるので、お店の形態に合わせて選ぶことができます。

シャンプー時に使用するアイテムと言えば、ドッグバスです。ドッグバスとは犬用のお風呂のことです。使用する頻度も高いので、作業がしやすいサイズや高さを選ぶのがポイントです。犬のサイズによっても使い勝手が変わってくるので、客層も踏まえて選ぶことをお勧めします。

効率よく作業をするために便利なのがワゴンやチェアです。特にキャスター付きのワゴンを用意しておくことで、道具が取り出しやすくなるのはもちろんのこと、施術中に使用しない道具がペットに触れるのを防ぐ役割もあります。作業の効率化と安全性には欠かせないアイテムです。

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トリミングサロンの内装とは

トリミングサロンはカットした毛や爪などが沢山落ちるほか、ペットの汚れなどもつきやすいため、掃除しやすい内装にしておくのがポイントです。また、ほかの動物の匂いにも敏感なため、消臭効果のある素材を使った内装にしたり、水拭きなどができる素材を用いるのも効果的です。さらに、床面が滑りやすいと犬や猫の足に負担がかかるため、そのあたりも考慮した床材を選ぶなど、飼い主にも動物にも配慮した店舗づくりが求められます。

トリミングサロンの内装のポイント

衛生面や安全性を考え、防水加工や抗菌性の高い床材や壁紙を使用する店舗が多く見られます。特にシャンプー時やドライヤー時に身体を動かす犬や猫も多いため、床や壁に薬品や水が飛び散ることもあります。そのような状況を踏まえて、耐水性のある素材を使うのが良いでしょう。

また、トリミングが苦手な犬の場合は鳴くこともよくあります。また、一匹が鳴きだすとつられて他の犬も吠えたり鳴くことがあるので、防音対策は必須です。特に住宅街の中に店舗を構える場合は、窓や扉に防音効果があるものを設置するのも効果的です。

待合室は飼い主への配慮も忘れずに…

ペットだけでなく飼い主への配慮も待合室には必要です。待合室でトリミングが終わるのを待っているケースもあるため、快適な待合室を用意しておくことで顧客満足度もあがります。なかには、施術中に買い物を楽しんでもらえるよう、ペット用品のほか飼い主をターゲットにしたアイテムを販売している事例もあります。散歩中に使えるグッズからアニマルモチーフの雑貨など、徐々に顧客の好みやニーズに合わせて商品を揃えることで、他店との差別化に繋げることもできます。