福岡県北九州市にある「Rewrite(リライト)」は、小倉駅を降りてすぐにある「セントシティ」の5階にあるお洋服屋さんです。

店内で提案されている商品の大半を「スーパーデリバリー」で仕入れをしており、オーナーの小松さんの開業のきっかけも前職の仕入れ先としてスーパーデリバリーを使っていたのを知ったのがきっかけとのこと。

「開業のきっかけは、前職でスーパーデリバリーを発見したことです(笑)」

そんな小松さんのお洋服屋さん開業の経緯と、接客力とディスプレイが素敵なお店作りの秘訣をお伺いしました。

「これなら自分でもお店ができる」と確信した「スーパーデリバリー」との出会い

──開業のきっかけは「スーパーデリバリー」と伺ってすごくうれしいです。お洋服屋さんを開業したいと思ったエピソードを教えてください。

小松さん:勤めていたお洋服屋さん(前職)が、店内商品の仕入れの一部に「スーパーデリバリー」を利用されていました。僕はそのお店のスタッフとして働いていたのですが、ある日納品物の確認を兼ねてスーパーデリバリーをパソコンからみる機会がありました。

時間があったので、納品されていた商品の他にもサイト内の商品を見ていたら…。失礼ながら納品された商品よりも魅力的な商品、売れそうな商品がたくさんそろっていたことを発見してしまいました(笑)

サイトをその後、ゆっくりと見ながら「スーパーデリバリーを使えば、僕にもお店ができるかもしれない…。自分が好きな商品、売れると自信をもってご紹介できる商品をそろえて提案できそうだ。」と思うようになりました。この思いが開業のきっかけとなり、9年ほど前に「自分のお店を持とう」と決意しました。

商品の魅力を丁寧に伝えたいという思いがあふれるディスプレイ

トルソーは半袖のカーディガンに無地のTシャツ。デニム、スニーカー、アクセサリーを合わせて日常スタイルの提案。

試着室前にも、ハット、シャツ、Tシャツ、チノパンのコーディネートの提案。ベルトなどプラスワンアイテムもあわせて提案できるディスプレイ。

──Rewiteの店内はディスプレイとてもかっこいいですね。商品の魅力を丁寧に伝えたいという姿勢がうかがえますが、開業前にディスプレイやVMDの基本はどこかで習われたのですか?

小松さん:特にしっかり習ったこともないのですが、ディスプレイが素敵と褒めていただいてうれしいです!きっと、以前勤めていたお洋服屋さんの先輩方のおかげだと思います。理論的に売り場を構成される方、感性で魅せる方と先輩スタッフのディスプレイにはそれぞれ良さがあったので、そこから見よう見まねで学んで実践して今があります。

リーズナブルな価格帯ながら、商品そのものを選ぶ楽しさがディスプレイから伝わってくる店内。

お洋服と合わせて、ニット帽やキーケース、財布、アクセサリーの提案もされている。

──店内に構成されている商品は手に取りやすい価格帯の商品が多い印象がありますが、それを感じさせないですね。表立ってお得感を押し出さない理由はありますか?

小松さん:そうですね。ショッピングモール内でセールなど時期になればお得感を前面に出すことはあるものの、プロパーでしっかりと販売したい時期は洗練された雰囲気を大切にしています。

「あ、このコーディネート素敵だな」と思って商品を手に取り「思っていたよりも、とてもお手頃だった」というサプライズ感や商品を実際に手に取ったときの感動をとても大切にしています。純粋に商品との出会いをお客様にも楽しんでいただきたいです。

大学生から子育て世代の方まで訪れるお店

オンオフ兼用で使えそうなリュックサックの提案。履き心地のよさそうなスニーカーソールのサンダル。お出かけや通勤時にもきちんと感のある靴の提案もされている。

ゆったりとお買い物が楽しめる広い店内。

──メンズカジュアルを中心に提案されているお店ですが、お客様はどういった方が多いでしょうか?

小松さん:お客様は大学生(10代後半)から、子育て世代の方(40代前後)まで幅広い世代の方に利用していただいています。

ちょっとお出かけするときに、家族やお友達、大切な方にも「センスが良いね。」と言っていただけるような素敵な日常服選びのお手伝いができればと思いながら接客しています。

今必要なものをすぐに仕入れができるのが「スーパーデリバリー」の魅力

──お店の仕入れに「スーパーデリバリー」を利用する理由を教えていただけますか?

小松さん:スーパーデリバリーを仕入れに利用している理由は3つあります。

一つめは、今お客様に提案したいものを即納で仕入れられるスピード感。アパレル製品は生ものと同じだと感じていて、旬のもの、鮮度の高いものを提案するというのはお店を運営する中で大切にしていることのひとつです。スーパーデリバリーでなら、売り場の鮮度を保ちながら提案することができます。

二つめは、小ロットで仕入れられること。1点から仕入れられる商品がお洋服やバッグなど小物類も多いので、売れたら追加発注など売り場の状況に合わせて仕入れをコントロールしやすいことにあります。

三つめは、たくさん商品が提案されているから自分のお店にある商品を選ぶのは大変だけれども(苦笑)。逆に、品ぞろえがかぶることがない安心感はあります。店主のバイイングの仕方(選び方)、センスによって個性的で素敵なお店ができそうだと思わせてくれるところですね。

──小松さん、本日はありがとうございます!

お客様に寄りそう丁寧な接客、コーディネートが素敵なお店

福岡県北九州市にあるセレクトショップ「Rewrite(リライト)」を訪問しました。オーナーの小松さんはとてもやさしく素敵な方でした。店内商品のディスプレイや、来店されるお客様との対話を楽しまれる姿を拝見しながら、お洋服の提供を通じた素敵な関係性がにじみでるお店だと思いました。

Rewrite(リライト)

Rewrite(リライト)」は、カジュアルをベースに幅広い年齢層の方々へ向けたファッションを提案していくアパレルショップです。

福岡県北九州市小倉北区京町3-1-1 セントシティ5階(JR小倉駅すぐ)

Instagram:@rewrite.men

(写真・取材:小清水 裕也/文:後藤 由希)