シールメーカーから人気キャラクターを生み出すクリエイター集団に進化！「マインドウェイブ」を訪問しました。

誰もが集めてワクワク。貼ってワクワク。どこかで目にしたことがある…かわいいキャラクターのシールで有名なマインドウェイブさんを訪問しました。

マインドウェイブさんから生まれたキャラクターはシールの枠だけではとどまらず…今やキャラクターを生み出したスタッフさんまでもが人気に！作家さんとしてサイン会をすれば…行列ができるほど人気を呼ぶ…無名のキャラクターが誰もが一度はどこかで見たことがある人気キャラクターになるまでのお話がとても楽しい時間でした。

では、早速…人気のキャラクターを生み出す秘訣（ひけつ）に迫ってみましょう。本日お話を伺ったのは、人気キャラクターの「しばんばん」！！

…ではなく、マインドウェイブ営業部営業一課係長の金谷（かなや）さんです。

1 シールメーカーから人気キャラクターを生み出すクリエイター集団に進化！マインドウェイブを訪問
- 1.1 マインドウェイブ

シールメーカーから人気キャラクターを生み出すクリエイター集団に進化！マインドウェイブを訪問

──金谷さん…マインドウェイブさんのシールの数…本当にすごいですね…。ずらりと並んだシールは文房具店、雑貨店、書店など…いろいろな、お店で何かしら目にしたことがあるシールがいっぱいですね…。

金谷さん：ごとーさん…実はこれ…展示されているものは一部なんです。マインドウェイブでは、毎週新商品を出しているので、僕らでも把握するのはむずかしいくらい…100種類を余裕で超えるラインアップのシールがまだまだたくさんあります。

──おぉ…。シールだけでそんなにたくさんあるんですね…。マインドウェイブさんといえば、私の中ではこのシールの印象が強いのですが、もともとシール屋さんの会社なのでしょうか？

金谷さん：マインドウェイブはシールという印象が強いのもありますが、実はシール屋さんではないんですね…。私たちのグループ会社は、印刷事業を営んでいる企業です。グループ会社は製造、マインドウェイブは、デザイン・営業となっています。

ただ、シールから商品展開をスタートするので、ごとーさんのように、そういった印象を持たれる方もいらっしゃるんだと思います。新しいデザインの商品はシールからスタートし、シールのデザインで人気が出たものは…ほかの商品展開へと広がっています。

──これだけシールを通じてたくさんのデザインがあるわけですが…一体何名の何名のデザイナーさんで商品デザインを考えているのでしょうか？

金谷さん：マインドウェイブではデザイナーだけで30名います。

──すごいですね！多彩なデザインが生まれる理由がわかる気がします。ちょっと裏話ですが…デザインはどうやってまとめていくのでしょうか？

金谷さん：企画の担当者からテーマを出して、それに沿って制作をすることもあれば、デザイナーが自由な発想でデザインしたものを制作する場合もあります。それを、チームとして企画を精査や調査をしながら、商品化へと進めていっています。

例えば、この「なつかしーる」とかは、企画の担当者から「懐かしい」をテーマにデザインを依頼してできたものです。

それから、「しばんばん」は、うちの社長が飼っているのが柴犬で、「うちの柴犬がかわいいから、これをもとにデザインしてみよう」…そんな一言からデザイナーに依頼して生まれたキャラクターでした。

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──「しばんばん」かわいいですよね！ところで、これだけ多くの商品の中で…一番人気は…やはりブースのスペースが一番大きいので「しばんばん」…でしょうか？よろしければ…現時点でのトップ3を教えてください！

金谷さん：1位は、やっぱり…「しばんばん」ですね。シールでも人気だったのですが、今年の4月にLINEスタンプとして配信したのですが、有料ダウンロードでも4月の2万6000ダウンロードを記録しました。その他にも、企業さんとのコラボレーション企画によるフリーダウンロードで配信された「しばんばん」のLINEスタンプは配信された1カ月だけでも…400万ダウンロードを超えていました。

──「しばんばん」…すごすぎます！では、2位はいかがでしょうか？

金谷さん：2位は、「ごろごろにゃんすけ」です。

これも、シールで人気が出て、LINEスタンプになって…さらに人気が出たんですが、さらに、猫に関連した「世界から猫が消えたなら」という川村元気さん著書のベストセラー小説が映画化にいたったことで、コラボレーションさせていただく機会があり…「世界から猫が消えたなら×ごろにゃんコラボ」といったLINEスタンプ配信から認知度も人気もさらに加速した印象を受けますね。ほんと、たくさんの方に愛されるキャラクターへと進化して、僕らもうれしいです！

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──「ごろごろにゃんすけ」のなんとも言えないゆるさ…癒やされますね。さて、3位はいかがでしょうか？

金谷さん：3位はそうですね…じわじわ人気と注目を集めているのがちょっとこれまでとは違った感じのキャラクターというより…シリーズ。「KIGURU・ME（キグルミー）」というシリーズです。ちょっと面白くて、「パンダが黒い部分を脱いでシロクマに」といったように…動きのあるユーモア性というのが人気なのだと思います。

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──「キグルミー」は動くLINEスタンプなどで見ると、癒やされますね。ありがとうございます！どれも…シールで人気が出るのもそうですが、LINEスタンプ配信の影響もすごいですね！LINEスタンプからの影響ってやっぱり大きいのでしょうか？

金谷さん：そうですね…今は圧倒的にLINEスタンプからの人気が欠かせなくなりましたね。それにLINEスタンプで人気が出だしてからデザインしたスタッフが「作家」としてサイン会を開催することも出てきました。これは、お店さんからご要望をいただいて開催したんですが、SNSやお店さんの告知だけで…開店前から行列ができるくらい人気を呼んでいて…商品企画を通じて、キャラクターが動き出し、デザインしたスタッフも「作家」に進化しました。

雑誌でも「しばんばん」の作家「オオゴシヤステル」特集など組んでいただいたり、本当にありがたいですね。

──「シール」のデザイン担当から…「作家」へと進化。仕事が昇華するプロセスがすごいですね…。ほかのSNSなどを拝見すると、みなさんTwitterやInstagramなど…楽しまれているようですね！会社としてスタッフそれぞれがSNSをすることについては、どんな風に考えているのでしょうか？

金谷さん：そうですね。3、4年くらい前から社長から「これからは個人でもSNSをするべき」という意見が出てそこから、みんな楽しむようになっていますね。そんな中で自然とキャラクターが人気を呼ぶようになって、「あれ…このキャラクターを考えたのは誰なんだろう？」と興味を持っていただいて、それぞれにも注目いただいて自然とこのようなカタチになってきました。

──すごいですね…時代の変化とともに、働くみなさんの仕事のあり方も進化されている姿がとってもステキです。今日はありがとうございます。