北海道函館市。函館空港や湯の川温泉から車でほど近い場所に、海を眺めながら雑貨選びを楽しめるお店があります。天気の良い日には函館山や遠く青森まで見渡せる、開放的なロケーション。「雑貨屋Season(シーズン)」は、そんな景色とともに、お買い物やおしゃべりを楽しめるお店です。

もともと輸入住宅のモデルハウスとして建てられた店内には、食器やリビング雑貨、ガーデニング用品、ガレージグッズ、ハンドメイド作品などが並びます。リビングや洗面スペースを活かしたディスプレイは、自宅で使う様子を思い浮かべながら選べるのも魅力です。

店主の小野美保さんが大切にしているのは、「自分も楽しく、お客様も楽しく」という思い。気軽に手に取れる価格の商品を揃え、お客様の「こんなものが欲しい」という声に応えながら、少しずつ品揃えを広げてきました。

一人で始めたお店は、今年で17年目。カフェも加わり、家族でゆっくり過ごせる場所へと育っています。小野さんに、これまでの歩みと店づくりの考え方、スーパーデリバリーを活用した仕入れの工夫を伺いました。

函館の海を望む「雑貨屋Season」。景色を楽しみながら、雑貨選びやおしゃべりにゆっくり時間を使えるお店です。

モデルハウスを活かした、家族みんなで楽しめる雑貨屋

──雑貨屋Seasonは、どのようなお店ですか?

小野さん:家族みんなで来ても、それぞれに楽しんでもらえるお店にしたいと思っています。食器やリビング雑貨、ガーデニング用品のほかに、男性にも楽しんでいただけるガレージグッズや、クリエイターさんのハンドメイド作品など、いろいろな製品を置いています。

生活の中に一つあると、ちょっと嬉しくなるものを見つけてもらえたらいいですね。日常で使うハンドソープのようなものも扱っていますし、何かを探している方にも、ふらっと見に来た方にも楽しんでいただきたいです。

──店内は、実際のお家のような空間になっていますね。

小野さん:ここは、もともと輸入住宅を建てる会社のモデルハウスなんです。リビングやお風呂、洗面スペースなどがあるので、それぞれの場所を活かして商品を飾っています。

商品だけを並べるよりも、「自分の家に置いたら、こんな感じになるんだな」とイメージしていただきやすいと思います。お部屋を見て回るように、いろいろな場所で雑貨を楽しんでもらえるのが、この建物の良さですね。

──お客様には、どのようなところを喜んでいただいていますか?

小野さん:店の周りの景色を楽しみに来てくださる方も多いです。天気が良ければ函館山や海、その向こうの青森まで見えるんですよ。海からの風も気持ちがいい場所です。

他にも、「何か新しいものが入ったかな」と見に来てくださる方や、おしゃべりを楽しみに寄ってくださる方もいらっしゃいます。必ず何かを買うために来る、という場所でなくてもいいと思っています。

地元のお客様だけでなく、インターネットで調べて、旅行のコースに入れてくださる方もいます。遠くから何度も足を運んでいただけるのは、嬉しいですね。

モデルハウスの住空間を活かして雑貨をディスプレイ。自宅に置いたときの様子をイメージしながら、商品を選べます。

飾ってある雑貨を買える場所から始まり、カフェのあるお店へ

──お店を始めたきっかけを教えてください。

小野さん:最初は、モデルハウスの各部屋にインテリアや雑貨を飾って、見に来たお客様が気に入ったものを購入できるようにしたのが始まりです。

景色の良い場所ですし、一度見に来て終わりではなく、何度も足を運んでもらえたらいいなと思っていました。それで少しずつ商品を増やしていき、今年で17年目になります。

初めは私一人でのスタートでした。お客様や商品が増える中でスタッフを募集して、一緒にお店をやってもらうようになったんです。その後、独立して自分の雑貨屋さんを始めたスタッフもいます。お店を通じて、そういうつながりができたことも嬉しいです。

──長く続ける中で、大きな変化はありましたか?

小野さん:3年前に、料理が好きな息子がカフェコーナーを始めたことですね。お店を始めた頃から、お客様には「ここでコーヒーも飲めたらいいのに」と言っていただいていたんです。

今はドリンクやソフトクリーム、軽食などを楽しんでもらえるようになりました。雑貨をじっくり見ていると、つい時間を忘れてしまうこともありますよね。そんなとき、一緒に来たご主人やご家族が、カフェでゆっくり待っていられます。

お買い物をする人も、付き添いで来た人も、それぞれの過ごし方ができるようになったのは大きな変化です。テラス席もあるので、ワンちゃんを連れたお客様にもくつろいでいただいています。

お客様の「コーヒーも飲めたら」という声が、カフェという形に。雑貨を選ぶ時間も、家族を待つ時間も、それぞれに楽しめる場所になりました。

選ぶ基準は、暮らしに取り入れやすい価格と小さな楽しさ

──商品を選ぶときに、一番大切にしていることは何ですか?

小野さん:主婦の目線で、買いやすい値段かどうかということです。素敵だと思っても、なかなか手が出ない価格のものばかりでは、気軽にお買い物を楽しめないですよね。

来てくださった方が「これなら一つ買って帰ろうかな」と思えるもの。家に帰って使ったり飾ったりしたときに、ちょっと嬉しくなるものを選びたいです。

ジャンルはいろいろですが、その基準は大切にしています。店内では、ガーデニングのもの、クラシックなもの、ナチュラルなものというように、テイストごとにまとめて見やすく並べています。

──仕入れで、思ったようにいかなかったこともありますか?

小野さん:自分ではかわいいと思って仕入れても、少しマニアックすぎたのか、なかなか売れないこともあります。そういう商品は値下げをして、お客様に買っていただきやすくすることもあります。

自分が好きなものと、お客様が欲しいものが、いつも同じとは限らないんです。だから、自分の好みだけにこだわりすぎず、お客様のお話も聞くようにしています。

「こういうものが欲しい」と言っていただいたら、ネットで探してみる。そうして仕入れていくうちに、扱う商品の種類も自然と増えていきました。今の品揃えには、お客様から教えていただいたこともたくさん含まれています。

──お店を続けるうえで、大切にしていることを教えてください。

小野さん:やっぱり、「自分も楽しく、お客様も楽しく」ということですね。商品を買っていただくことももちろん大切ですが、来てくださった方とお話しする時間も楽しんでいます。

お買い物の予定がなくても、気軽に寄って、おしゃべりをして帰っていただいていいんです。そういう時間を過ごす中で、「また来たいな」と思ってもらえたら嬉しいですね。

私自身が楽しめることと、お客様が楽しく過ごせること。その両方を大切にしてきたことが、長く続けてこられた理由の一つだと感じています。

「一つ買って帰ろうかな」と思える、身近な価格の雑貨をセレクト。お客様のリクエストも取り入れながら、品揃えを広げてきました。

──これからお店を始めたい方に、伝えたいことはありますか?

小野さん:まずは、自分自身がお店づくりを楽しむことだと思います。お客様とのやり取りも含めて楽しめると、お店に立つ時間が自分にとってもいい時間になりますよね。

来てくださった方が何を探しているのか、どんなものを喜んでくださるのか。そういうお話をしながら、また来たいと思ってもらえる場所をつくっていく。無理をしすぎず、自分もお客様も楽しめるお店を目指していただけたらいいなと思います。

時間を選ばず探せるから、お客様の「欲しい」に応えやすい

──スーパーデリバリーを知ったきっかけを教えてください。

小野さん:いろいろな仕入れサイトを調べている中で見つけました。サイトが見やすくて、商品も探しやすかったんです。使い勝手が良かったので、今ではメインの仕入れ先として利用しています。

うちは扱う商品の幅が広いので、いろいろなものを探せるのは助かります。お客様からリクエストをいただいたときにも、まず探してみることができますから。

──日々の仕入れでは、どのように活用されていますか?

小野さん:お店を閉めた後や、家事が一段落してから見ることが多いです。夜中になることもありますが、時間を気にせず、自分の都合に合わせて商品を探せるのが便利ですね。

お店のことや家のことをしながらでも、手が空いた時間に仕入れを進められます。自分のペースで見られるところは、ネット仕入れのありがたさだと感じています。

定期的に来てくださる問屋さんからは直接仕入れて、それ以外の商品をスーパーデリバリーで探す、という使い分けをしています。それぞれを組み合わせながら、お店に並べたいものを揃えています。

──北海道で仕入れをするうえで、工夫していることはありますか?

小野さん:送料は気になりますね。北海道だと負担が大きくなるので、注文するときは送料無料になる条件を意識しています。

たとえば、仕入れ先に「3万円以上で送料無料」という条件があれば、そこに合わせてまとめて注文することがあります。雑貨は食品のようにすぐに傷むものではないので、そうした点も考えながら仕入れています。

──仕入れを通じて、特に印象に残っていることは何でしょうか?

小野さん:一つの商品というより、お客様の「こういうものが欲しい」という声をもとに、探してきたことが印象に残っています。

自分だけで選んでいたら、扱っていなかったものもあると思うんです。お客様のお話を聞いて探してみると、それまで見ていなかった商品にも目が向きます。そういう積み重ねで、お店のバリエーションが増えてきました。

自分のこだわりだけで決めず、お客様が欲しいと思うものも取り入れる。そのために、いろいろな商品を探せるスーパーデリバリーは役立っています。

雑貨もカフェもおしゃべりも、思い思いに楽しめる場所に

──今後は、どのようなお店にしていきたいですか?

小野さん:雑貨とハンドメイドとカフェ、それぞれを自由に行き来しながら、楽しんでもらえる場所にしていきたいですね。

雑貨を見て、カフェでひと休みして、また気になるものを見に行く。そんなふうに、自分のペースで過ごしていただけたら嬉しいです。

来てくださった方が、また誰かにお店のことを話してくださって、楽しい輪が少しずつ広がっていくといいですね。もっといろいろな方に、この場所を知っていただきたいです。

──最後に、雑貨屋Seasonを一言で表すと、どのようなお店ですか?

小野さん:海の景色を楽しみながら、お買い物もおしゃべりもできるお店です。

気に入った雑貨を探すのもいいですし、カフェでゆっくりしていただくのもいいですね。ご家族で来ても、それぞれに楽しめるものを見つけてもらえたらと思っています。

函館にいらしたときには、ぜひ気軽に寄ってください。景色を眺めたり、雑貨を見たりしながら、ゆっくり過ごしていただけたら嬉しいです。

雑貨屋Season(シーズン)

「自分も楽しく、お客様も楽しく」を大切にするオーナーの小野美保さん。お客様との会話を重ねながら、17年目のお店を育てています。

北海道函館市にある、輸入住宅のモデルハウスを活かした雑貨店。食器やリビング雑貨、ガーデニング用品、ガレージグッズ、ハンドメイド作品など、暮らしを楽しくする商品が並びます。カフェも併設し、海を眺めながら家族でゆっくり過ごせるお店です。

住所:北海道函館市高松町332-10
営業時間:10:00-17:00
定休日:月曜、木曜
Instagram:https://www.instagram.com/zakkastoreseason/

ショップの開業準備・仕入れならスーパーデリバリー

お客様の「こんなものが欲しい」をきっかけに、新しい商品を探してみる。雑貨屋Seasonの品揃えは、そんな日々のやり取りから広がってきました。

スーパーデリバリーは、雑貨や食器、アパレル、食品、店舗什器・備品などを扱う事業者向けの卸・仕入れサイトです。営業時間にとらわれず、自分のペースで商品を探せるため、開業準備や日々の店舗運営に合わせて活用できます。

これからお店を始めたい方も、今のお店の品揃えを広げたい方も、まずは届けたいお客様の暮らしを思い浮かべながら、商品を探してみませんか。仕入れ先ごとの取引条件や送料を確認しながら、自分らしいお店づくりに役立ててみてください。