寒い冬に旬を迎えるチョコレート！種類・テーマ別での店頭提案の仕方

今年も残りわずかになり、寒さが本格化してきました。寒い季節は甘いもの、特にチョコレートを食べたくなります。今回は初めてチョコレートをこれから始めて提案される方に向けて、スーパーデリバリーにある様々な種類のチョコレートと提案の仕方をまとめてご紹介します。

1 チョコレート販売の旬は例年10月から4月
2 種類と素材選びで仕入れるチョコレート
3 オーガニック・フェアトレード素材の提案背景にも高まるチョコレート
4 こだわりのチョコレートを提案しよう
5 アパレル・雑貨の卸・仕入れは「スーパーデリバリー」！

チョコレート販売の旬は例年10月から4月

一般的にチョコレートの旬は秋半ばの10月から春先の4月頃です。夏場だとチョコレート自体が溶けてしまうのに対し、秋以降は12月にクリスマス、2月にはバレンタインがあるためイベントに用いられるのが大きな要因です。また、チョコレートには血行を良くする成分が含まれているので、冷え予防として需要が高まるというのもあります。

種類と素材選びで仕入れるチョコレート

チョコレートの基本の種類は3つ

一般的にチョコレートは大きく3種類に分かれていて、

・ダークチョコレート
・ミルクチョコレート
・ホワイトチョコレート

に分類されています。これらは全てカカオ豆由来の成分によって区別されていますが、明確な数値の基準は設けられていません。
ざっくり、乳製品をほとんど使わずカカオ分の高いものを「ダークチョコレート」、乳製品をメインに使用したものを「ミルクチョコレート」、ココアバターを用いているものを「ホワイトチョコレート」と覚えるのが分かりやすいと思います。

チョコレート本来の味に究極のこだわりを持つビーントゥバー

一般的なチョコレート販売は専門店から製菓用のチョコレートを仕入れて加工、販売するのが主流ですが、最近はカカオ豆の選別からチョコレートを製造までの過程を社内で一貫して行う「ビーントゥバー（Bean to Bar）」という製法もあります。チョコレートはカカオの生産地や製造過程によって出る風味や香りが大きく変わってくるため、味に徹底的にこだわりを持っているメーカーはこのビーントゥバーを採用しているメーカーが多いです。

「ポルコバッチョ」の「Chuao」はベネズエラ北部の400年以上の歴史を持つ最高品質カカオ「Chuao」から造られたチョコレートで、一方に海、もう一方に山を臨むとても特徴的な気候と、厳しく定められた処理工程に由来する香りと風味を味わえます。カカオ分は75%で、柑橘系の風味、そして突き抜けるようなさわやかな酸味を持ち、花のような香りが余韻に残る、エレガントなチョコレートです。
「sweets ESCALIER」の「Bean To Bar」シリーズは、製造過程に注力していて、調味料のかんずりやローストココナッツ、抹茶、ウイスキーなど、多様なフレーバーを織り交ぜていて、個性豊かなチョコレートを楽しむことができます。

第4のチョコとして注目される「ルビーチョコレート」

ここ最近話題になっている「ルビーチョコレート」をご存じでしょうか？ルビーチョコレートとは、「ルビーカカオ豆」というカカオ豆から特殊な方法で製造されたチョコレートで、着色料などを一切使っていないにも関わらず鮮やかなピンク色を放つ、なんとも真新しいチョコレートです。通常のチョコレート同じくカカオ本来の香ばしさに加え、フルーティーで酸味がかかった独特な味わい。近年このルビーチョコレートが、ダーク・ミルク・ホワイトチョコレートに次ぐ第4のチョコレートとして注目を集めています。

「豊産業」の「【Cafe-Tasse】ルビーチョコレート」は着色料やフレーバを使わずにルビーチョコレート本来の味を押し出し、これまでのチョコレートとの違いを楽しめます。「日仏貿易」の「【バッチ】ルビーチョコレート」は細かく刻んだヘーゼルナッツを使ったクリーミーなジャンドゥーヤ（焙煎したナッツペーストとチョコレートの混合物）に丸ごとヘーゼルナッツを飾り、淡いピンク色のルビーチョコレートでコーティングした、ほんのりフルーティな風味のチョコレートトリュフです。

テイストと種類で選ぶチョコの魅力

スーパーデリバリーのチョコレート特集では、上記4種のチョコレートに加えて、板チョコやトリュフチョコなど原料や形状によるチョコレートを種類別でみることができます。

・板チョコ

[掲載商品] Bean to Bar(ビーントゥバーチョコレート)AOC受賞セット（販売企業：sweets ESCALIER）/[掲載商品]メリリマプレミアムチョコレートカカオ85％（販売企業：東京食品）

・トリュフチョコ

[掲載商品]◇限定特価◇　フレンチ・トリュフチョコ（販売企業：東京タカラフーズ）/[掲載商品]【予約販売】ピンクブーケ　チョッキースコフィー　110g（販売企業：マウントマヨンジャパン）

・ヘーゼルナッツ

[掲載商品]プラリネチョコアソート（ホワイトバッグ）（販売企業：芳屋）/[掲載商品]ダークノッチョリーニ　袋（販売企業：エイ・アンド・エイ）

・マカダミアナッツ

[掲載商品]マカダミアダークチョコレート（販売企業：東京タカラフーズ）/[掲載商品]【別途送料】マカダミアショコラ（チョコレート）（販売企業：sweets ESCALIER）

・クランチ

[掲載商品]アーモンドロカハンギングバッグ（販売企業：東京タカラフーズ）/[掲載商品]◇新商品◇ロカバイツ　ダーク（販売企業：東京タカラフーズ）

・ストロベリー

[掲載商品]※今季終売※【フェアトレードチョコ】フィリングタイプ　ストロベリー【秋冬限定】（販売企業：People Tree）/[掲載商品]【大阪倉庫】ワインリッヒストロベリー（販売企業：エイム）

・リキュール

[掲載商品]ジャックダニエル　リキュールチョコ（販売企業：東京タカラフーズ）/[掲載商品]【神戸倉庫】チェリーリキュールビターチョコ（販売企業：エイム）

オーガニック・フェアトレード素材の提案背景にも高まるチョコレート

近年では持続可能な社会の実現をテーマにしたチョコレートも注目を集めています。チョコレート生産におけるカカオ豆の産地では、農家の人に対して極端に安いお給料が支払われている問題があります。その解消にあたり、農家の人たちにも適正な対価を支払う「フェアトレードチョコレート」が人気を集めています。また、農薬や化学肥料を使った生産によって土壌が汚染されてしまう問題もあります。そういった環境面での問題を解消するために、上記の薬剤を使わずに生産した「オーガニックチョコレート」もまた人気を集めています。

フェアトレード専門のブランド「People Tree」は、フェアトレードファッションの世界的パイオニアで、18カ国約130団体と共に企画開発した、手仕事による衣料品やアクセサリー、ファッション雑貨、生活雑貨、食品などのオリジナル商品を展開しています。その内の「フェアトレードチョコ」シリーズではフェアトレードのみならず、ベースとなるカカオ、黒糖、粗糖は有機原材料だけを使用したオーガニックチョコでもあります。
同じく「プレス・オールターナティブ」でも、貧困とそれによってもたらされる世界の諸問題を仕事づくりで解決しようと、フェアトレード事業を展開しています。フェアトレード事業内のブランド「第三世界ショップ」では、フェアトレードによって調達されたカカオ・砂糖・バニラを使ったチョコレートを販売していています。更にはこのチョコレートもまた、スイスの有機認証を取得したオーガニックチョコレートとなっています。