2020年2月14日~20日まで東京ドームで開催されていた「世界らん展2020」を訪問しました。東京ドーム内に入ると、エントランスで迎えてくれたのは見事に咲き誇るランの花の数々。
幻想的でスケールの大きな装飾や演出、アレンジメント、生け花の作品の数々に圧倒されながらも、学ぶことの多い時間でした。
本日はその様子をレポートします。インテリアグリーンやフラワーを取り入れた提案はもちろん、季節のディスプレイや想像力のヒントになれば幸いです。
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ダイナミックで華やかな世界観に圧倒された…世界らん展2020
世界らん展2020の会場入ってすぐにあったのは、假屋崎省吾さんの「優美秀令」という作品。赤と白と黄色のコントラストとラン、そして着物の展示が圧巻でした。
その後もランの花を中心として、庭園づくりの提案など、作品それぞれの物語やテーマをひしひしと感じる展示がたくさんされていました。
こちらは、ディスプレイ部門で優秀賞をとった岡山県興陽高等学校造園デザイン科の「草庵の春」という作品。いろいろな仕掛けがあって、作者紹介をみるまで高校生が作ったことには気がつきませんでした。そのくらい驚きました。
日本家屋らしさを感じる庭園と、水が屋根からしたたり落ちたり、鹿威し(ししおどし)が鳴ったりと…なんとも風情のあふれる庭園になっていました。すごいですね…。
こちらは、愛知県のヤング・オーナメント・プランツの「風のささやき、根のある暮らし」がテーマの作品。テーブルフラワーや生活の中に花のある暮らしが楽しみになるような提案がされていました。
家の中だけでなく、庭園まで提案されていて、グリーンのある暮らしの楽しみを分かち合うかのような作品でした。
こちらは、相模庭園の「魔女からの招待状」。さすが…職人さんのすごさを感じる庭園でした。
実際には、作品の周りにいろいろな庭園が広がっているのですが、こうして写真で見るとぐっと物語の雰囲気そのものが伝わってきます。
会場中央には、滝の流れる丘の上に、オンシジュームというピンクのランが桜のように並べられていました。
世界らん展では、ランの品評会もあります。大切に育てられ、きれいに咲き誇るランの数々は圧巻でした。
ランを使ったフラワーアレンジメントやデザインの品評会もありました。
また、世界各国の在日駐在大使夫人がランを使ってもてなすアレンジメントの中には、各国ならではのおもてなしやアレンジメント演出が個性的でした。
同じ花の種類でも、文化価値観が変われば、手に取る色合いやおもてなしのカタチも変わるのだと勉強になりました。
その他にも、日本の生け花三大流派の作品を拝見したり…。
志穂美悦子さんの壮大な作品を拝見したりと…感性のお勉強になる時間でした。
世界らん展には、そのほかにもインテリアグリーンなどの提案も積極的にされていました。
中でも、注目されていたのが、多肉植物の展示コーナーでした。
小さな箱庭のようなミニチュアアレンジの数々には、世界観がギュッと凝縮されていて、ほっこり和む時間でした。
また、ボールアレンジなどにもなっており、多肉植物のぷにぷにとした質感ならではのかわいらしい魅力にあふれていました。
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おわりに
今回は、世界らん展の様子をレポートしてみました。
ランだけではなく、インテリアグリーンを使った演出の方法やお花のある暮らしの楽しみ方がとても勉強になる時間でした。また、ランを活用したいろいろなアレンジメントのテーマやストーリーの数々は、感性を刺激してくれました。
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