いよいよ、クリスマスのイルミネーションやディスプレイが街を彩り、季節の華やかさが本格化する年末年始。

2025年12月から2026年1月は、クリスマス(12月25日)、大晦日(12月31日)、元日(1月1日)、成人の日(1月12日)が連続し、ギフトや防寒、正月準備の需要がピークに達します。

冬本番の寒さは「大雪」(12月7日頃)や「大寒」(1月20日頃)に顕著で、降雪予報を背景に防寒グッズや暖房関連商品が売れ筋に。家族や友人との温かい時間を求めるライフスタイルや、訪日外国人の増加(2024年後半19,087,463人、2025年はさらに増加の予測:JNTO)を反映し、雑貨店やお洋服屋さんでは、クリスマスカラー(赤、緑、金)や和風モチーフ(門松、鏡餅)のディスプレイで季節感を演出することが売上向上のキーワードです。

本記事では、2025年12月と2026年1月の販促カレンダーを基に、物販向けの仕掛けを提案していきます。

2025年12月販促カレンダー

日付曜日祝日・節句など六曜記念日
1先負防災用品点検の日、鉄の日、映画の日、手袋の日
2仏滅安全カミソリの日、ビフィズス菌の日
3大安妻の日、みかんの日、奇術の日
4赤口E.T.の日、血清療法の日
5先勝バミューダトライアングルの日
6友引姉の日、音の日
7大雪先負クリスマスツリーの日
8仏滅歯ブラシ交換デー、納めの薬師
9大安障害者の日
10赤口世界人権デー、三億円事件の日
11先勝タンゴの日、胃腸の日
12友引漢字の日、バッテリーの日
13先負双子の日、正月事始め
14仏滅南極の日
15大安観光バスの日、年賀郵便特別扱い開始
16赤口紙の日、電話の日
17先勝飛行機の日
18友引納めの観音
19先負日本初飛行の日、シュークリームの日
20仏滅デパート開業の日、シーラカンスの日
21冬至大安バスケットボールの日、遠距離恋愛の日
22赤口労働組合法制定記念日
23先勝電信電話記念日
24友引クリスマスイブ
25先負クリスマス、終い天神
26仏滅プロ野球誕生の日、ボクシングデー
27大安ピーターパンの日、浅草仲見世記念日
28赤口ディスクジョッキーの日、納めの不動
29先勝清水トンネル開通記念日
30友引地下鉄記念日
31大晦日先負大晦日、除夜の鐘

2025年12月販促のポイント:ようやく冬らしさを実感する頃

12月は師走のバタバタ感もありながらも、ようやく冬本番を肌感覚で実感する頃です。特に、二十四節気の「大雪」(12月7日頃)から本格的な寒さが始まり、「冬至」(12月21日頃)には一年で最も昼が短くなります。寒波や降雪がなどの予報が増えると、防寒グッズや暖房関連商品のニーズが一気に高まるころです。とはいえ、お店にはすでに「あったかグッズ」や「防寒小物」が提案できる状態であってこそ、売れ行きは伸びていくものです。本格的な寒さを迎える前に仕入れは揃えていきたいですね。

また、街並みはクリスマスの華やかなイルミネーションや、正月準備の和風の装飾が街を彩り、家族や友人との温かい時間を求めるライフスタイルの提案が広がっていきます。店舗では、赤や緑、金色といったクリスマスカラーや、和風の正月モチーフ(例:門松、しめ縄)を活用したディスプレイが季節感を演出することでしょう。ぜひ取り入れてみてください!

クリスマスツリーの日(12月7日)までにクリスマスの準備をしよう

クリスマスツリーの日(12月7日)

12月に入ると、「今年のクリスマスはどうしようかな?」と家族やカップルで計画を立て始める方が増えます。12月7日の「クリスマスツリーの日」までに、クリスマス商戦のスタートを飾るなら対応していきましょう。私の知人のカフェでは、毎年この日までに小さなツリーを店頭に飾り、クリスマスケーキの予約を始めることで、12月全体の売上を底上げしています。

クリスマス商戦のしかけは「クリスマスツリーの日」までを目安にしていきましょう。

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ぐっと冷え込む冬至(12月21日)に向け、あったかグッズなどの提案をしよう

12月21日は「冬至」、一年で最も昼が短い日です。この時期、家族でゆず湯に浸かったり、かぼちゃ料理を食べたりする習慣は、冬の健康を意識する素敵なきっかけ。我が家では、毎年冬至に子供たちと一緒にゆず湯を楽しみ、かぼちゃスープを囲んで温かい時間を過ごします。こんなほっこりした瞬間を、売り場でもお客様に提案してみませんか?

冬至は、寒さが増す時期と重なり、防寒グッズや健康食品の需要が高まります。ゆずやかぼちゃを主役にした食品コーナーに、保温マグやバスグッズを組み合わせたディスプレイが効果的。エシカルなオーガニック野菜や竹製バスアイテムは、健康と環境を意識するお客様の心に響くことでしょう。「冬至で体を温めよう!」というPOPで、家族の団欒を後押ししましょう。

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クリスマス(12月25日)を中心に今年1年ありがとうのギフトを贈ろう

12月25日の「クリスマス」は、家族やカップルでのパーティー、ギフト交換が盛り上がる一年のハイライト。

私の友人の雑貨店では、クリスマス当日に「ギフトを忘れた方へ!当日でも間に合う!」というPOPで、遅れた顧客を上手く取り込んでいます。こうした柔軟な提案が、売上アップの秘訣です。

売り場では、クリスマスの華やかさを演出するディスプレイが必須。ギフト用のアクセサリーやスイーツを主役に、クリスマスカラーのインテリアやファッションアイテムを組み合わせましょう。「クリスマスを特別に!」というメッセージで、購買意欲を高めましょう。

クリスマス後も、「年末パーティー」や「新年ギフト」として提案を続けるのがおすすめです。1年の締めくくりに今年の感謝を伝えるギフトを提案していくのも一案です。

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2026年1月販促カレンダー

日付曜日祝日・節句など六曜記念日
1元日大安お正月、初詣、書初めの日、初日の出の日
2赤口初夢の日、初荷の日
3先勝瞳の日、みその日
4友引石の日
5先負囲碁の日、シンデレラの日
6仏滅ケーキの日、色の日
7七草粥大安七草の日、爪切りの日
8赤口初薬師、ロックの日(音楽)
9先勝とんちの日、風邪の日
10友引110番の日、イトウの日、明太子の日
11鏡開き先負塩の日
12成人の日仏滅スキーの日
13大安たばこの日、ピース記念日
14赤口愛と希望の日
15小正月先勝いちごの日、いい塗料の日
16友引禁酒の日
17先負おむすびの日、防災とボランティアの日
18仏滅振袖火事の日
19大安いい空気の日、家庭消火器の日
20大寒赤口二十日正月、玉の輿の日
21先勝ライバルが手を結ぶ日
22友引カレーの日、飛行船の日
23先負電子メールの日
24仏滅ボーイスカウトの日
25大安ホットケーキの日、日本最低気温の日
26赤口文化財防火デー
27先勝国旗制定記念日
28友引データプライバシーデー
29先負肉の日
30仏滅みその日
31大安愛妻の日、生命保険の日

2026年1月販促のポイント:新たな年がはじまる賑わい演出がカギに

1月は新年の幕開けとともに、正月商戦や成人式(1月12日)が盛り上がる時期です。冬本番の厳しい寒さが続き、二十四節気の「大寒」(1月20日頃)には一年で最も寒さがピークを迎えることでしょう。寒波や降雪の予報が増える中、防寒グッズや暖房関連商品のニーズが一気に高まります。店舗では、事前に「あったかグッズ」や「防寒小物」を充実させ、顧客の冬の快適さを支える提案が売上を伸ばすキーワードとなるはずです。

街は初詣や新年のお祝いで華やぎ、家族や友人との絆を深めるライフスタイルが広がります。店舗では、和風の正月モチーフ(鏡餅、だるま)や、成人式向けの華やかな装飾を取り入れたディスプレイで季節感を演出。福袋やギフト需要も強いため、限定感のある商品で顧客の心を掴みましょう。ぜひ新年の活気を活かした売り場づくりをしていきましょう。

元日(1月1日)良い年を迎えるためには年内中の準備が大切

1月1日の「元日」は、新年の幕開けを祝う最大のイベント。初詣や福袋、家族でのおせちを楽しむ瞬間は、誰もが心躍る時間です。我が家では、毎年元日に近所の神社へ初詣に行きます。こうした新年のワクワク感を、売り場でお客様にも届けられたら素敵ですよね。

元日は大安という縁起の良い日(2026年1月1日)で、福袋や正月飾りの需要がピークに達します。1日にお店を開くというのはなかなか今の時代少なくなってきましたが…都市初めの営業日は、訪日外国人や家族連れを意識し、華やかなディスプレイで新年の雰囲気を演出しましょう。

スーパーデリバリーでも11月上旬にはお正月や縁起物の仕入れがピークを迎えます。この機会にぜひチェックしていただきたいです。

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七草の日(1月7日)を中心に冬の健康をテーマにした提案をつなげよう

1月7日の「七草の日」は、七草粥を食べて正月の食べ過ぎをリセットする健康志向の日。家族で軽やかな食卓を囲むこの習慣は、冬の寒さの中でも心温まるひとときです。私の友人の食品店では、七草の日に「簡単七草粥キット」を売り出し、試食イベントで家族連れを引きつけています。こうした健康と温かさを、売り場で提案してみませんか?

他にも、七草の日は大安(2026年1月7日)で、縁起を重視する顧客にも訴求しやすいタイミングです。オーガニック野菜や雑穀米を主役にした食品コーナーに、和風食器や保温ボトルを組み合わせたディスプレイもおすすめ。「新年を健康にスタート!」というメッセージで、家族の健康意識を後押し。寒波予報などもを活かしながら、温かいアイテムも一緒に提案しましょう。

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成人の日(1月12日)華やかな新成人の門出を祝うとともに春ギフト提案を始めよう

1月12日の「成人の日」は、新成人が振袖やスーツで晴れの日を迎える特別な日。家族や友人と写真を撮り、未来への一歩を踏み出す瞬間は、誰もが心に残る時間です。成人の日を中心にして、若年層を中心にギフトの購買意欲は強い時期に入ります。春ギフトを始めるなら成人の日を中心に考えていくと、卒業・入学、新生活シーズン、母の日と春のギフトシーズンの提案が軌道に乗りやすくなります。

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いちごの日(1月15日)かわいい旬のモチーフギフトを提案しよう

1月15日の「いちごの日」は、「いち(1)ご(5)」の語呂合わせで、冬のスイーツ需要を盛り上げる日。家族やカップルでいちごスイーツを楽しむ時間は、寒い冬にほっこりしたひとときを届けます。いちご柄のキッチングッズを並べ、試食付きのいちごジャム販売をするのも良いですね~。こんな甘い提案を、売り場で展開してみませんか?いちごやスイーツを主役に、いちご柄の食器やエコバッグを組み合わせたディスプレイが効果的。「冬のいちごで笑顔を!」というメッセージで、家族の楽しい時間を演出しましょう。

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ホットケーキの日・日本最低気温の日(1月25日)心も体もあたたまる提案をしよう

1月25日の「ホットケーキの日」は、日本最低気温(-41℃、旭川)を記念し、温かいホットケーキで冬の朝を彩る日。家族でほっこり朝食を楽しむ時間は、寒波の中でも温もりを届けます。ホットケーキミックスと可愛いフライパンをセット販売し、家族連れに提案するのも一案。こんな温かい提案を、売り場で試してみませんか?

ホットケーキミックス、保温マグ、暖房グッズを陳列し、「寒さに負けない朝食を!」とPOPで訴求。バレンタインを意識し、チョコレートシロップやハート形のキッチングッズを併設し、2月のスイーツシーズンへつなげましょう。

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早めに仕入れをして、よりよい年末年始の売り場づくりをしていこう

今回は2025年12月から2026年1月の販促カレンダーをお届けしました。11月後半になると卸売りの在庫も少なくなる時期を迎え、売れ筋商品の確保がだんだんと季節商品を中心に難しくなる時期を迎えます。ちょっと先のようなことにも感じますが、今の時期は2026年2月中旬まで先を見据えた売り場を想定しながら仕入れるとちょうど良い時期です。ぜひ、スーパーデリバリーで売り場にぴったりな商品を探してみてください。

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