新しくお店を開業するからには、たくさんの人に来てほしいですよね。
どんなお店も、開店前後はお客様へアピールする最大のチャンス!ぜひ積極的に宣伝したいものです。
ただ開業にはお金がかかるもの。今回は、お店のオープン前、オープン後であまり費用をかけずに行える宣伝方法についてまとめてみました。
目次
1.オープン前からできる宣伝
ソーシャルメディアを運用する
無料で手軽に始められるのがフェイスブック、ツイッターなどソーシャルメディアを使った情報発信です。それぞれのサービスによって特徴はありますが、自分のお店の情報を発信することで、拡散してもらったり、ファンを作ることができます。
■フェイスブック
いいね!をしてくれた人に自分の投稿を表示させることができます。ストレートなお店の宣伝ではなく、開業にまつわるストーリーや裏話、スタッフの紹介、扱う商品に関するちょっとした小ネタなど、運営する人の顔が見えるものやユーザーが普段知ることのできないような情報を伝えると反応が良いです。また、なかなかいいね!が集まらない場合、フェイスブック広告を使うのも一つの手です。比較的安価で使うことができ、フェイスブックに登録されている情報から細かくターゲットを絞って広告をうつことができます。まずは広告である程度のいいね!を集めて、そこから広げていくのが効率的かと思います。
■ツイッター
140文字以内という制限つきで、つぶやきと言われるコメントを投稿できます。フェイスブックやブログと比べ気軽に書き込みができるのも特徴で、リアルタイムの情報発信に向くツールです。ツイッターのポイントは、自店のターゲットとなりそうなユーザーを見つけフォローを行い、フォロワー数を増やしていくこと。またつぶやく回数が少なければ他のつぶやきに埋もれてしまい、見られずフォローされない、ということになってしまうので、1日複数回はつぶやくように回数も意識しましょう。
ブログを書く
フェイスブック、ツイッターとブログの違いとは、投稿した記事が流れてしまうか蓄積されるかです。ブログは蓄積されていくので、ブログを書くことで検索エンジンでいずれかの記事がヒットし、お店を見つけてくれる人が出てくる可能性があります。また、投稿の内容に関してもブログのほうが画像が好きな場所に配置できたり、文字のフォントを変更したりなど、自由度が高いです。
開店後に店内、スタッフや商品などをアップすることは多いですが、お店の準備段階からその様子をアップするのもオススメです。例えば、お店のペンキ塗りの様子だったり、内装をセットしているところだったり、商品を並べている様子だったり、お店ができていく様子を随時ブログで公開します。人間の心理的に、接する機会が多ければ多いほど好意度や印象が高まると言われています。この法則を利用して開業前からファンを作ってしまいましょう!
ブログもただ書くだけではなかなか見つけてもらえない可能性や更新に気付いてもらえないこともあるため、フェイスブックやツイッターで更新情報を流すなどし、拡散させましょう。
お店のウェブサイト作成
ウェブサイトは時間、場所関係なく自分のお店をアピールしてくれます。
最近では多くのお店がウェブサイトを持つようになったため、持っていないと機会損失になるうえに、お店の信頼にかかわることも。
自分では作成できない場合でも、今は無料でサイトが作成できるサービスもあります。またウェブサイトは定期的な更新が重要となってくるので、作りっぱなしにならないよう気をつけましょう。
チラシを配る
即効性が高いと言われるチラシ。お店のイメージにもよりますが、手作りにすると費用を安く抑えられ、さらに効果も高いと言われています。
ただ注意点は、マンションやアパートなどの郵便受けにチラシを入れるのは、管理人の承諾がないと住居侵入罪になってしまう可能性も。街頭で配る場合は、管轄の警察署で道路使用許可が必要となり、申請料(約2,000円ほど)がかかります。
2.オープン後の宣伝
看板を置く
お店のアピールにかかせない看板。業者に頼んで作ってもらって、設置まで・・・となるとそれなりのお金がかかりますが、ボードなどを置き看板とすれば比較的安価に購入できます。置き看板を作る際は、店名だけでは何のお店なのか全く分からないので、ジャンルや実際に扱っている商品を記載しましょう。また分かりにくい場所にあるお店は、人通りのあるところに案内用の店舗看板を設置しておくと効果を発揮します。ただし、屋外への看板設置は申請が必要(手数料も)で、サイズや設置期間の制限があったりそもそも看板の設置がNGな場所もあります。事前に市や区へ問い合わせをしましょう。
Googleマイビジネスに登録
以前のエントリー、Web集客ならまずはコレ!Googleマイビジネスでお店をアピールでご紹介したGoogleマイビジネス。登録しておくとGoogleで検索された際に検索結果の画面に自分のお店の情報を表示させることができます。お店を持っている方なら誰でも無料で登録が可能ですので要チェック!
リスティング広告を利用する
こちらも以前のエントリーでご紹介しました。非常に少額(1000円~)から始められるウェブ広告で実店舗でも使えます。広告の説明やお店での効率的な使い方は実店舗でもできるWeb集客 – リスティング広告のススメをご覧ください。
プレスリリースでメディアにアピールする
プレスリリースとは、テレビや新聞、雑誌などの報道関係者に対して情報を発表することです。「お店をオープンしました」という情報をA4用紙にまとめます。うまくメディアの人の目に留まれば取材されたり記事になったり、無料で大きな宣伝効果を生み出します。また、オープンのタイミングで取り上げられなくても、別の企画や特集でピックアップされる可能性もありますので、配信しておくことをオススメします。
プレスを送る場合は、有料でプレス配信の専門サービスもありますが、お店の趣旨と合う媒体の連絡先を自分で調べて直接電話したり、郵送またはFAXすることもできます。
3.まとめ
いかがでしたか?
お店のオープン前、オープン後でそれぞれ宣伝方法についてご紹介しましたが、やはり一番いいのはオープン前の早めの段階から計画立てて宣伝を行っていくこと。お店の準備だけでも大変だと思いますが、”お店の宣伝”というポイントも忘れないようにしましょう!
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