猫好きの趣味が高じてお店の開業へとつながった…東京都 雑貨屋Chel（ちぇる）を訪問

東京都、京王線国領駅、徒歩10分ほどにある黒ネコグッズとベビー・キッズ用品のお店「雑貨屋Chel（ちぇる）」吉兼様を訪問しました。

マンションが多い住宅街に立地し、駅から伸びる大通りから1本横道に入ったところですが、人通りは多い場所でした。アイテム構成は、猫グッズが4割、ベビー・キッズ用品が3割で、その他キッチングッズとおむつケーキも扱われています。

1 趣味が高じてお店をオープン
2 ママとお子様が喜ぶお店作り
3 現役ママだからできる商品提案
4 大手との品ぞろえの差別化に…卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」を活用
5 気になる店内！その他の様子

趣味が高じてお店をオープン

愛猫が黒ネコだったことが影響し、趣味で黒ネコグッズを集めていた店主の吉兼さん。その趣味が高じて、ネコグッズを販売するネットショップを立ち上げました。その後、ネットショップの売上も順調に伸び、2009年6月に夢の実店舗をオープンにいたりました。現在は、猫グッズとママ目線でのおすすめベビー＆キッズ用品を販売されています。

黒猫中心に猫雑貨が並びます。

ママとお子様が喜ぶお店作り

吉兼さん自身が2児のママであるため、ママ目線での工夫がいたる所に見られます。「ベビーカーが通れるように」と、ベビー・キッズ用品店は比較的通路を広く設ける傾向ですが、雑貨屋Chelの場合は、赤ちゃんが割れ物に手を伸ばしてしまい破損する自身の経験から、特に大きい通路にされたそうです。

さらに、お子様が喜ぶ仕掛けが色々な場所にありました。店舗入り口のマットは、踏み入れたとたん叫び声が聞こえ、頭上では音に反応しパンプキンが踊りだします。取材時、来店していたお子様達は大はしゃぎしていました。

通路は広くベビーカーもラクラク。

現役ママだからできる商品提案

商品構成にも現役ママならではの工夫があります。人気を集めているのが、手作りのガーゼハンカチやマスクです。市販のものは高価で薄いため、自身でガーゼを二重に厚く頑丈にし、低単価で販売したところ、人気になったそうです。お弁当グッズコーナーでは、人気企業マーナの商品と一緒に、吉兼さんが作ったキャラクター弁当のアイデアがPOPとしてディスプレイされていました。また、七五三の衣装は専門店で販売していますが、同行する兄弟の衣装がない場合のために、簡易版の七五三ウェアも取り扱っておられます。

人気の手作りガーゼ。