
秋の気配が感じられるようになった10月6日(火)、東京・人形町で「第4回エシカルミニ展示会」を開催しました。
オーガニックやフェアトレード、ヴィーガン、アップサイクルなど、環境や社会に配慮してつくられたエシカルな商品を中心に、今回は過去最多の10社にご出展いただきました。
前回好評だった「前半はプレゼン、後半は展示ブース」の2部構成は今回も継続しました。各社5分のプレゼンでブランドの成り立ちや商品へのこだわりを聞いたうえで、実際に商品を見て、触れて、試していただく会となりました。
当日の様子と来場者のみなさまの声を交えてレポートします。
【開催概要】
日時:2026年10月6日(火)14:00〜16:30
会場:東京・人形町(株式会社ラクーンコマース 東京本社)
構成:【前半14:00〜】出展企業10社による「5分間プレゼン」、【後半15:30〜】「展示ブース」
当日の様子

前半は、各社の担当者による5分間のプレゼンからスタートしました。限られた時間の中で、会社やブランドの紹介、おすすめ商品について、その背景や想い、エシカルへの考えを交えてお話しいただきました。

アンケートでは、
・「普段からスーパーデリバリーのサイトをよく見ているのに、まだ知らない企業・メーカーがあったと知ることができて満足」
・「実際に味を確かめたり、どんな会社か話を聞けて良かった」
・「試食しながらのプレゼンが良かった。生産者の熱意が伝わり扱いたくなった」
といった感想が寄せられました。

後半の展示ブースでは、10社のブースを自由に回っていただきました。
プレゼンで気になった商品を手に取ってみたり、試食・試飲をしたりしながら、担当者と直接言葉を交わす来場者の姿が見られました。

実際に商品を見て、その魅力や背景をメーカーから直接聞けることで、仕入れの判断材料や店頭での販売に役立つ情報として、熱心に耳を傾ける様子が見られました。
出展した全10社を紹介
今回のエシカルミニ展示会に出展した10社の展示ブースの様子をご紹介します。当日来場できなかった会員のみなさまにも、会場の雰囲気が伝わればうれしいです。
トレテス


「美味しい・愉しい・嬉しい」をテーマに、合成添加物や化学調味料に頼らない食品や雑貨を国内外から届ける輸入メーカーです。韓国・忠清南道産の無農薬原料を使ったフリーズドライの「ちょいたし薬味」、オーガニック・ロー・ビーガンにこだわったエストニア生まれの「ローシク オーガニックチョコレート」、オリーブオイル由来の無添加洗濯用石けん「ムリエレス」などを展開しています。
株式会社メリーゴーラウンド


株式会社メリーゴーラウンドでは、作り手の想いや哲学に共感できるか、実際に使って本当に良かったかを大切に、世界中からナチュラルコスメや日用品をセレクトしています。天然由来成分のホワイトニング歯みがき粉「Davids」、竹の持ち手でプラスチックを減らすスウェーデン生まれの「THE HUMBLE CO.」の歯ブラシ、アメリカ発のオーガニックスキンケア「ORGAID」などをご紹介いただきました。
_SHIP KOMBUCHA(シップコンブチャ)


「_SHIP KOMBUCHA(シップコンブチャ)」は、埼玉県川口市の株式会社大泉工場が手がける、オーガニック・コンブチャブランドです。果汁・香料・保存料を一切加えず、非加熱製法で醸造。2023年にはコンブチャとして日本で初めて有機JAS認証を取得しました。定番4種のアソートは、発酵売場向けの「発酵ラベル」と空間演出向けの「ARTラベル」の2種類。飲食店向けにはサーバーで提供できる業務用樽もあります。
コル/FOOD STONE


コーヒーかすや果皮、卵殻など、本来なら捨てられていた食品残渣に海水由来のミネラル成分を掛け合わせ、石のような質感のプロダクトに再生させるアップサイクルブランドです。可能な限り非加熱で成形し、素材ごとの色や粒感の違いをそのまま生かしています。コーヒーかすや欠点豆から生まれた「COFFEE STONE」のキーリング、籾殻と卵殻でつくる「一粒万倍・粒だるま」、願いを込められる「RE:DARUMA」などを展開しています。
日仏貿易


1954年設立。世界各地からオーガニック食品やミネラルウォーター、シロップなど、ストーリーのある食材・飲料を約35ブランド、500種以上取り扱う輸入商社です。イタリアのオーガニックブランド「アルチェネロ」の有機アップルビネガーや有機ピスタチオクリーム、非加熱の有機ハチミツ「ミエリツィア」などをご紹介いただきました。
プレーリードッグ


「地球愛」を理念に、タオルやハンカチ、エコバッグなどのライフスタイル商品を企画・販売しています。販売額の一部を国連WFP協会や国境なき医師団へ継続的に寄付しています。オーガニックコットンを使った今治タオルの「オーガニックジャパン」、日本のアーティストとコラボした「DESIGNERS JAPAN」のエコバッグ、猫の毛並みを糸で表現した「うちのこメイト」シリーズなどを展開しています。
三育フーズ


「健康的な食事を届けたい」という願いから始まった、創業129年の植物性食品のパイオニアです。植物性の素材を中心に、おいしさとやさしさの両立を目指してきた歩みは、今のエシカルとも重なります。定番の「黒ゴマクリーム」、大豆でつくるタコミート「ベジ・デ・タコス」、有機カシューナッツを使ったヴィーガン対応の「植物生まれのホワイトソース」など、売場で提案しやすい商品をご紹介いただきました。
シール堂印刷


1933年にシール印刷業として開業し、2012年に自社ブランド「シール堂」をスタートしました。イラストレーターShinzi Katoh(シンジカトウ)さんデザインのマスキングテープやシールを製造・販売しています。アフリカ・ザンビアで廃棄されるバナナの茎からつくる「バナナペーパー」を使ったシールや、売上の一部がIUCN-J(国際自然保護連合日本委員会)に寄付される絶滅危惧種シリーズなど、楽しみながら社会課題を知れる商品が魅力です。
第3世界ショップ(プレス・オールターナティブ)


1986年に日本で初めてフェアトレード事業を始め、現在は国内外の地域課題を事業で解決する「コミュニティトレード」に取り組んでいます。福祉施設/アトリエ「嬉々!! CREATIVE(キキ・クリエイティブ)」とコラボし、アーティストたちが生み出す個性豊かなアートパッケージのオーガニックチョコレートの「Artisan(アーティザン)」シリーズ、豆菓子職人が仕上げる「パンワークチョコ」、インドの山羊革工芸品の小物などをご紹介いただきました。
「第3世界ショップ(プレス・オールターナティブ)」の商品一覧を見る
オーサワジャパン


「オーサワジャパン」は、1945年の創業以来、マクロビオティックに取り組んできた会社です。有機栽培優先・食品添加物不使用などの自然食品の基準に加え、国産優先・伝統製法優先・精製糖不使用・動物原材料不使用というマクロビオティックの基準で商品を選んでいます。当日は砂糖を使わずに仕上げた「有機玄米甘酒」(粒・なめらか)の試飲も好評でした。冬の寒い時期に向けた、杵つきの「有機玄米もち」シリーズのご紹介もありました。オーサワジャパンの商品を使ったレシピ案の紹介もあり、店頭で販売する際の接客のヒントもたくさんご紹介いただきました。
ブランドストーリーを聞き、仕入れや売場づくりに生かせる「エシカルミニ展示会」
「見て」「触れて」「試せる」をキーワードに開催してきたエシカルミニ展示会も、今回で4回目を迎えました。
今回は出展企業を10社に増やし、食品、コスメ、雑貨、ステーショナリーとジャンルの幅も広がっています。
エシカルな商品は、背景にあるストーリーを知ることで、選ぶ理由やお客様への伝え方がぐっと明確になります。プレゼンでブランドの想いを聞き、ブースで実際に試して担当者と話す。そんな体験を通して、納得感を持って商品を選び、自分の言葉でお客様に伝えるヒントを持ち帰っていただけたらうれしいです。
今回の出会いが、みなさまの店頭での新しい提案づくりのきっかけになれば幸いです。次回の開催情報も、ぜひお楽しみに。
▼(参考)第3回エシカルミニ展示会(東京・人形町)開催レポート
エシカルなアイテムが揃う「スーパーデリバリー」を仕入れに活用しよう
卸・仕入れサイトスーパーデリバリーの常設特集「エシカルコレクション」では、エシカルな商品を多数取り扱っています。
・持続可能な有機農法で生産された原料を使ったオーガニック商品
・発展途上国の人々の自立と環境への配慮を応援できるフェアトレード商品
・資源を大切にできるリサイクルやアップサイクルの商品
など、エシカル・サスティナブルな商品はたくさんあります。
事業者であれば業種を問わず、会費無料でエシカル商品の仕入れが可能です。エシカルな要素別に商品をご紹介していますので、気になる軸でぜひ商品やメーカーを探してみてください。

