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参照:
小売業の実店舗に求められているのは実験精神
http://kyouki.hatenablog.com/entry/2015/01/15/081740

飲食やアパレル、雑貨店など、どの業界においても小売業をされている方は多かれ少なかれ、他店との「差別化」を意識されていると思いますが、そうは言っても簡単ではないのが商売。

もちろん私は小売業をしているわけではないですが、うちの会社が運営している仕入れサービス「スーパーデリバリー」をご利用いただいている小売店さんとたまに話しても、やっぱり「どうやったら繁盛するのか常に模索中・・」という声をよくききます。

そりゃそうですよね。答えなんてすぐ見つからないし、今成功しているお店の方も、いろいろ試してみた結果・・
なのかもしれませんしね。

特にネットショップが浸透している今の時代は、実店舗にとっては何かしらお客さんを惹きつける仕掛けが必要。

たまたまこの記事に書いてある “店が成功する4つの原則” を読んだとき、実際にいまじわじわと人気のお店たちが、これに当てはまっていました。

そのまま自分のお店へ取り入れるのは難しかもしれないけど、ちょっとしたヒントになるかもしれませんね。
今回は実際にこれらの原則にあるようなことを実施しているお店をピックアップしてみました。

完全に店主お任せオーダーが人気の予約待ち書店

いわた書店
http://www.sankei.com/premium/news/150131/prm1501310003-n1.html

こちら、北海道にある本屋さんですが、全国から注文が殺到しているそうです。
その理由は、いわた書店の岩田徹社長が注文をして来た人にピッタリの本を選んで送ってくれる、というサービスなのですが、
注文した人が今まで読んでいたのとは全く違う本を選び、なおかつ後悔させない本を送るのだそう。
しかも、1万円分も!

なんと今年の予約はすでに締め切っているそうです。
すごい人気ぶりですね。

こちらの記事には動画も載っています。http://feely.jp/14770/

地域にまつわる話題をすかさず取り込む早いアンテナショップ

広島県のアンテナショップ「TAU」
http://dmm-news.com/article/913130/

東京銀座には沢山の地域アンテナショップがありますが、広島のアンテナショップは「情報感度の高さ」からリピーターが後を絶たないそうです。
どれくらい感度が高いのかと言うと、たとえば人気のドラマの撮影が広島だったときのこと。その回の放送のすぐ後、そのドラマの舞台地にまつわる商品を案内しつつ、現地の情報も発信しています。
他にも、広島が舞台のドラマがスタートする時には店内でパブリックビューイングをしていたりとか・・・

アンテナショップでここまで情報をすぐに店内に取り込んでいるのは珍しいのでは?!

地域活性化を見据えた観光業との取組み パ酒ポートの発行

酒造メーカーがひとつになったプロジェクト「パ酒ポート」
http://www.huffingtonpost.jp/jtb-koryu-ohentai/hokkaido-project_b_6420386.html

“酒類の垣根を越えて北海道産の酒のブランド価値を向上させられないか、北海道産酒の消費拡大によって地域を活性化できないか”という酒造組合の方々と旅行会社JTBとの取組で行われたキャンペーンです。

行政や各種組合との取組とは異なり、一般企業と取り組むことで事業としてうまく結果が出ている例ではないでしょうか。

少し大がかりな取り組みなので、個店での取り組みとは異なりますが、地元地域の活性化としては参考になりそうな事例ですね。

そうそう最後に・・・

これ、今の時期だからこそヒット!!!な商品ですが、場所とターゲットがマッチして売れている商品があります。

そう、こちら。

『単位パン』

単位パン

(画像はねとらぼより)

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まぁ、私が学生の頃も売ってたら・・迷わず買いましたね。

普通のお店に売ってても・・ 買ったかも。。