商品の仕入れはどうしたらいい?仕入れ先の探し方

お店が成功するかどうかは仕入れで80%決まると言われています。

自分のお店で販売する商品をどこで見つけ、どう仕入れるか。ショップを運営する上でとても重要です。
今回はそんな仕入れ先の探し方についてご紹介します。

その前にまず押さえておきたいことは、商品が消費者に販売されるまでの流れです。
以前は、「メーカー→問屋(卸売り)→小売店→消費者」という流れが基本でしたが、時代の流れとともに現在は「メーカー→小売店→消費者」、「メーカー→消費者」というパターンもあります。
この流れは必ず把握しておきましょう。

 

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1. メーカーに直接交渉する

仕入れたい商品が決まっていれば、その商品のメーカー(製造元)に直接交渉してみましょう。
メーカー名は商品のタグをチェックしたり、ブランド名でもネットで検索すれば出てきます。ネットで検索した際にそのメーカーのサイトがあれば仕入れ専用の連絡先が載っている場合もあるので探してみましょう。
取引のお願いをする際は、扱いたい商品はもちろん、販売形態(実店舗なのか、ネットなのか、はたまた両方なのか)、実店舗ならお店の場所、コンセプトや規模感、メイン商材なども伝えるようにするとスムーズです。

ただしメーカーによっては、ロット数が少ない場合や開業前の何も決まってない状態だと商談に応じてもらえないこともあります。(開店予定日や物件が決まっていればOKの場合も)また、小売店と直接取引していないパターンもありますので、その際はどこにアプローチすれば仕入れできるか聞いてみるといいでしょう。

無事に取引となれば、カタログを作っている場合もあるのでもらえないか確認してみるといいと思います。
発注方法は展示会に参加しサンプルを見ながら、数ヶ月先の商品を発注するという方法です。この発注方法に最初の慣れないうちは戸惑うかもしれません。ただ最近は現物(即納品)を扱うメーカーも増えてきているのでこちらも一度確認してみましょう。

2. 問屋街に行く

問屋とはメーカーと小売の間に位置し、メーカーから商品を仕入れて小売に販売する業者のことです。
日本各地には問屋街と言われる場所があり、東京は日本橋横山町・馬喰町、大阪なら船場が有名です。
実際に行ってみると分かるのですが、一般の消費者の方が購入できないように、ほぼどの問屋も会員登録が必要です。ただ基本的にはショップを運営していれば利用することが可能です。また大型の問屋だと、様々なジャンルの商品を一度に仕入れることができるので便利です。
メーカーからの仕入れと異なるのは、即納品なのでタイムリーな仕入れができるという点。ただ、誰でも仕入れられるという面では周辺の店舗とのバッティング(同じ商品を扱っている)の恐れがあります。

3. ネットで仕入れる

ゆっくり仕入れ先を探している時間がない!という方は仕入れサイトの活用を考えてみてください。いくつかサービスはありますが、ほとんどがネット上で会員登録→登録しているメーカーや問屋に仕入れの申請→許可が出れば仕入れが可能になる、という流れになっています。

直接手にとって商品を見ることができないというデメリットはありますが、24時間365日仕入れが可能で接客の合間や移動中など隙間時間を利用した仕入れもできます。仕入れに出向く経費や時間を削減できるので、効率的な仕入れが可能です。
いくつかサービスがありますが、おすすめなのはもちろん『スーパーデリバリー
1点から仕入れ可能なメーカーが多いため、直接商品が見られないという点もお試し買いという形で解決できます。
また、スーパーデリバリーにしか卸していないメーカーさんも多数出展しており、什器や備品も充実しています。

4. 展示会に行く

個別の展示会やIFFやギフト・ショーなどの合同展示会に行くのもおすすめです。直接手にとって商品を確認でき、担当者とも顔見知りになれます。個別の展示会はそれぞれのメーカーのサイトに予定がアップされている場合が多いのでぜひ小まめにチェックしておきましょう。
合同展示会は、一般的にサイト上から事前申し込みを行うと招待状が郵送されてきます。大体毎年同じ時期に開催されているのでこちらもチェックしておきましょう。

5. まとめ

いかがでしたか?
良い仕入れ先を見つけることはまさに商売の生命線。そのため、仕入れ先は企業秘密としているところがほとんどで、簡単に他人から聞けるものではありません。
自分で動いて探すのみ!素敵な仕入れ先との出会いがありますように!

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