新しくお店を開業する手順で、一番最初に出てくるのが「コンセプトを決めること」。
具体的には、取扱い商品や、主なターゲット、内装の雰囲気、お店のオリジナリティや付加価値などを考えていきます。

とはいえ、自分の頭の中で雰囲気や商品テイストがイメージ出来ていれば良いのでは?と思ってしまいがち。しかし、お店を始めるにあたってこの「コンセプト」をしっかり決めておくことは、開業準備の各段階でとても重要になってきます。

今回は、コンセプトがなぜ必要なのか、またその考え方のヒントをまとめました。

【目次】
1.「コンセプト」はなぜ必要?
2.「コンセプト」の考え方のヒント
3.まとめ

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「コンセプト」はなぜ必要?

1. 取引先にお店の説明をするシーンがたくさんある

1人で始める個人店の場合でも、お店の開業にはたくさんの人が関わってきます。取引メーカー、資金融資、内装業者、友人知人など、「こんなお店を計画しています」と説明して協力を仰ぐシーンがたくさんあります。

そこでコンセプトがぼんやりしていると、取引メーカーや融資担当者からは「本当に開業するのかな?」と開業計画が具体的ではない印象をもたれてしまいます。
また内装業者に「こんなイメージで」とうまく伝えられず、思い描いているイメージと違う仕上がりになってしまう恐れも。自分だけのイメージではなく、アウトプットも出来るように明確にしておきましょう。

2. 判断に迷った時の指針になる

開業準備が進んでくると、お店のインテリアを決めるときや仕入れ商品を決めるとき、「本当にこれでいいのかな?」と迷う事が出てくるはずです。

そんな時「コンセプトは手作り感だから、メタリックな印象の什器は似合わないな」、「大人可愛いがコンセプトだから、いくら流行していてもこのアイテムは浮いちゃいそう」…など、ジャッジをする基準になります。

3. お店を紹介してもらう時に伝わりやすくなる

晴れてオープンをしたら、次なる課題は「集客」。その時に欠かせないのが「口コミ」です。

お店を紹介してもらう時に「ナチュラルというか、おしゃれな感じの…よくあるインテリアショップって感じ」これではどんなお店か伝わりません。
コンセプトが明確になっていると「おしゃれなポストカードの専門店で、和風アンティークの雰囲気もステキだった!」など、分かりやすく、紹介しやすく、覚えてもらいやすい口コミが生まれるきっかけになります。

「コンセプト」の考え方のヒント

それでは、コンセプトの考え方は?色々なアプローチでコンセプトを設定していきましょう。

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1. 商品の価格帯から、お店の場所やターゲットを考える

たとえば商品の価格帯を「プチプラ価格な日用品」として、さらに検討を進めていくとします。

プチプラ商品は、ギフト需要よりもどちらかというと普段使い用。気軽さが魅力ですが客単価も低くなるので、売上を上げるには来店客数が必要になりますね。そうなると集客が見込める立地が良いですが、人通りの多い場所は家賃も高い傾向に。条件が合わなければ、コンセプトから見直す必要があるかもしれません。

逆に「上質な日用品」なら、日常使うものにある程度のお金をかける人がターゲットになります。その場合は、お買い物を楽しめるような空間づくりやギフトラッピングなどの付加価値も打ち出したいところ。

商品の価格帯は、ターゲットの客層、立地の選定、内装などにも広く関わってくるポイントです。

2. お店の「ウリ」は、商品だけではなくオーナーさん自身

お店に足を運んでもらうには、そのお店にしかないモノ、行きたい理由があるということ。

可愛いオリジナルTシャツがある
フランスで買いつけたアンティーク雑貨が豊富
漢方茶の種類が充実している

ここにお店のオーナーになるあなたの知識や経験、特別なサービスが加わると・・・

手描きのイラストを、元イラストレーターのオーナーさんがTシャツに仕上げてくれるお店
フランス在住歴もあるオーナーさんに旅行プランの相談をしたり、お喋りも楽しいお店
漢方茶の資格を持ったオーナーさんに相談しながら、オリジナルのブレンドを作れるお店

など、オーナーさんの個性が大型店にはない魅力的なサービスになります。

3. キャッチフレーズを考える

コンセプトは綿密に設定することも大切ですが、一言でお店の説明ができるキャッチフレーズも考えてみましょう。

名刺交換や自己紹介のとき、パッと「こんなお店です!」と説明できる一言は?
ショップカードや名刺に、短い文字数でお店の紹介を書くには?

こんなシーンで、お店の特徴や魅力をすぐに伝えられる一言を考えてみましょう。ちなみにこのブログをパッと紹介するときは「全国の小売店さんとメーカーさんを応援する、お役立ち情報ブログです」と伝えています!

まとめ

コンセプトの設定は、全ての開業準備をブレずに進めるための「羅針盤」を決めること。そして、お店づくりに関わる人にその内容を確実に伝えるための「設計図」です。理想のお店をカタチにするために、イメージを具体的に組み立てていきましょう。

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