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こんにちは。
商売をされている上で、皆さん販促や集客に頭を悩ませることも多いのではないでしょうか?
とは言えなかなかアイデアは出てこないもの。そんな時は他のお店の良いところや成功事例を取り入れていくのも一つのテです。

本日はそんな販促・集客アプローチで海外のユニークな事例をご紹介したいと思います。
参考になるかならないかはあなた次第です・・・

マヨネーズ消費量アップのためのキャンペーン【ブラジル】

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ブラジルにある「Hellmann’s」という大手老舗マヨネーズ・ブランドがスーパーマーケットで行ったプロモーションです。
一般的にスーパーなどでのプロモーションはユーザーではない人に手に取ってもらう”新規獲得”を主な目的としたキャンペーンや販促が多いですが、こちらはどちらかというと買っていただいた方や既存ユーザーを対象としたキャンペーン。
端的に言うと「消費量をもっと増やして売上UP」というのがその目的ですが、その消費のシチュエーションやアイデアを提案するというところで非常にユニークなプロモーションになりました。

何を行ったかと言うと、同社のマヨネーズを購入した人がいた際に、他に購入した食材等とマヨネーズを組み合わせてどんな料理が作れるかというのを自動的に算出するプログラムをレジに導入し、そのレシピをレシートにプリントして渡すというもの。
このキャンペーンは3ヶ月間実施して、同社のマヨネーズ販売量はなんと44%も増加したそうです。

さすがに同じ手法というのは難しいと思いますが、ちょっと視点を変えた使い方などを提案することで更なる需要を喚起するという方法はお店のPOPなどでも使えそうですね!

寝具店の大胆な「お試し」事例【アメリカ】

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今すぐには購入しないお客様でも、お店で心地よく過ごしてもらえばきっと再訪してくれていずれ購入に結び付くはず。
そう考えたのはニューヨークにある寝具店『COCO-MAT』。

このお店では無料のオレンジジュースと共に2~3時間居眠りすることができるという、食品や家庭用品などでは一般的な”try-before-you-buy”、いわゆる「お試し」を大胆にも「ベッド」で実施しました。
もちろん、目覚めた後にしつこいセールスなどもしません。

心地よいサービスを受けたお店にもちろん悪い感情はおきません。
その人がいざベッドを買うという段階になった時、きっとこのお店は選択肢の上位にあるでしょう。

よく買っていただいているお客様だけではなく、お店に来ていただいている方は全て大事なお客様として考えることがカスタマー・ロイヤリティを醸成する上でも大事ですね。

ブランドキャラクターの「犬」を使って来店誘致【コロンビア】

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日本でもおなじみのカジュアルウェア・ブランド、「ハッシュ・パピー (Hush Puppies)」がコロンビアで行ったプロモーションです。
そのブランド名”Puppies(子犬)”やプランドキャラクターにちなんで犬を使ったユニークなプロモーションを行いました。

広場や通りに繋がれている一匹の人懐っこい犬、その横には看板で「サプライズを見逃さないで」というメッセージが。
興味を持った人がリードを手に取ると犬はどんどん歩き出し、引かれるがままについて行くとそこは「ハッシュ・パピー」のお店(笑。
店員さんから40,000ペソ(2000円弱)分のクーポン券をプレゼントというキャンペーンでした。

短期的な大きな売上アップや来店促進には繋がりませんが、こういったユニークなキャンペーンは今やSNS等でどんどんシェアされ広がっていきますので、中長期的にみた企業イメージの形成やブランディングの観点からは効果的ですね。
ただこれは日本だと許可下りないかも・・・

▼動画はこちら

IKEAの「男性天国」【オーストラリア】

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夫婦やカップルで買い物をする時、男性と女性で温度差を感じることはありませんか?
胸張って「ない」と言う方、恐らく相手は無理してます(笑)

本音は女性はいろいろ見て歩きたい、男性は座りたい・・・
女性の方がショッピングを好み、男性は大抵すぐに退屈をするというのは万国共通なようです。
オーストラリアのとあるイケアの店舗では、そんなカップル(というか男性)のために「MANLAND」というコーナーが作られました。
女性やガールフレンドがショッピングしている間、男性はこの「MANLAND」でテレビゲームやピンボールなどをして遊べるという、いわば託児所ならぬ託”男”所です。

▼動画はこちら(英語)。

よく言えば童心を忘れない、悪く言えば精神年齢子供のままなお父さん達が大きなお友達と楽しそうに遊んでいる姿を見ると、意外にニーズは捉えているようです(笑)
お店側としては「カップルがお店にいる時間が長ければ長いほど購買の機会も増える」ということらしいですが、、、どうなんでしょう??
でも衝動買いを止める人がいないという意味では客単価は上がるかもしれませんね!

老舗百貨店の前衛的キャンペーン【イギリス】

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100年以上に渡ってロンドンっ子に愛されている大手老舗百貨店、「セルフリッジ」が行ったキャンペーン。
“NO NOISE”、即ち「雑音がない」「静寂」と題されたこのキャンペーンは、

「情報や刺激が殺到するにつれ世界は騒々しい場所になっており、静かな空間でプロダクトの美しさや穏やかさを見出して欲しい」
「コマーシャリズムに踊らされ続ける消費者は「静寂の力」を知り「審美力」を持ってもらいたい」

というコンセプトの元、「サイレントエリア」というコーナーを設けました。

そこに入るには靴を脱ぎ、携帯電話も預けなければならないという徹底ぶり。
商品は全て”de-branded”、すなわち「脱ブランド」した商品を並べました。
例えばハインツのトマトケチャップやリーバイスのジーンズなども、ロゴや文字を排除した特別限定アイテムを販売し好評を得たようです。
(ただ脱ブランドしたがゆえにそれらがレア・アイテムとして価値が出てしまうのが皮肉ではありますが・・・)

セルフリッジは他にもディスプレイに現代アートを取り入れたりと様々な新しい取り組みをしています。
上記のキャンペーンは販促とも集客とも言い難いですが、老舗ながらも「顧客に常に新しいインスピレーションを得てもらう」という、体験を通した提案を重ねていく姿勢が永く多くのファンに支持される理由かもしれません。

さいごに

以上、事例としては少し古いものでしたが5つの事例をご紹介しました。
全く同じ取組みはできなくとも、様々な事例を見ることで何らかのヒントにしていただければ幸いです。
面白いものがあればまたご紹介させていただきます!